イスに長時間座っていると、立ち上がったとき、フラフラっとするときがありませんか。
それは立ちくらみです。
人間は座っていると、血液が下半身が集まってしまうことがあります。
血液を脳まで運ぶことは容易なことではないのです。
そこで、この立ちくらみついて詳しく調べてみようと思います。
この記事は、
・立ちくらみが多い人
・成長期の人
・普段食生活が乱れている人
にあてています。
この記事を読むことで、立ちくらみの原因となる栄養素がわかって、あなたも参考にできるはずです。
立ちくらみの効果的な予防法!
食事
やっぱり何といっても食事で予防するのが一番効果的ですね。
朝ごはんを食べずに学校に行って、朝礼などでふらついた経験がある人もいるんじゃないでしょうか。
最近では、パソコンを長時間やることが多いので、熱中しすぎると立ちくらみになりやすいですね。
食べ物で立ちくらみに効果的なものといえば、ビタミンや鉄分などを多く含んだものです。
実際にどんな食べ物なのかは後でご紹介しますね。
基本的に立ちくらみを防ぐには、普段のバランスのいい食事を心がけることに尽きます。
そして一日の始まりである朝ごはんをきっちり食べることが、立ちくらみの予防に大きな効果があります。
運動
立ちくらみを予防するには、激しい運動は必要ありません。
大切なのは有酸素運動をすることです。
有酸素運動とは、脂肪を燃やして筋肉のエネルギー源として使用する運動なので、ダイエットの効果もあります。
具体的には、ウォーキング、つま先立ち、なわとび、踏み台昇降などがあります。
踏み台昇降とは、段差のある場所で昇って降りてをくり返す運動です。
小学校の運動測定のときにやった経験があると思います。
睡眠
睡眠をしっかりとることは、体の生活バランスが整えられるでとても大事なことです。
質の良い睡眠をとることには、疲労回復やストレス解消などの効果があるため、身体が立ちくらみになりにくい体質になっていくのです。
気持ちを安静にする
立ちくらみの予防には、リラックスが大事になります。
普段からストレスをため込まない生活を送ることで、立ちくらみの予防になります。
もし立ちくらみが起きた場合は、立ち止まって気持ちを安静にしましょう。
立ちくらみの原因とは?
起立性低血圧
これは血圧の急激な低下によって引き起こされる症状です。
立ちくらみのほとんどは、急に起き上がったり、立ち上がったときに起こるものです。
なので、低血圧の人だけでなく、高血圧の人でも急激に血圧が低下すれば起こりうる症状なので、注意が必要です。
自律神経の乱れ
体が急激に成長する成長期によくみられる症状として、自律神経の乱れがあります。
成長期は自律神経が乱れやすく血圧の調節がうまくできないことがあるため、立ちくらみを起こしやすい状態なんですね。
自律神経は自分でコントロールできないため、普段の生活習慣に気をつけることが大事になります。
鉄分不足による貧血
貧血も立ちくらみを起こす原因のひとつです。特に女性は生理によって貧血になりやすいので注意が必要です。
鉄分は普段の食事の中で、意識して摂取しなければなりません。
立ちくらみに効果的な栄養素と食べ物とは?
鉄分
鉄分は立ちくらみにもっとも効果的な栄養素です。
でもこの鉄分は、体の中に吸収されにくい栄養素なので、ほかの栄養素と組み合わせて効率よく摂っていく必要があります。
・ほうれんそう
・レバー
・牡蠣、あさり
・カツオ、マグロ
ほうれんそうは鉄分のほかに、ビタミンを多く含む野菜なので、鉄分を効率よく吸収できます。
またレバーは鶏、豚、牛どれでも豊富な鉄分が含まれています。
牡蠣やあさりといった貝類も効果的ですし、カツオやマグロといった魚も、体に吸収されやすい鉄分を多く含んでいます。
ビタミン
野菜や果物にはたくさんのビタミンが入っています。
その中でもビタミンCは、鉄分の吸収率を上げる効果があります。
・みかん
・レモン
・いちご
・ブロッコリー
・じゃがいも
・さつまいも
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例えばレモンをを鉄分の多い肉などにかけたり、食後にみかんやいちごを食べることもおすすめです。
食物繊維
食物繊維は腸内環境をよくしてくれて、鉄分の吸収率も上げてくれます。
具体的には、
・わかめ
・もずく
などの海藻が効果的です。
たんぱく質
たんぱく質は肉や魚のほか、大豆製品にもたくさん入っていますね。
・牛ももなどの赤身肉
・青魚
・卵や大豆、乳製品など
これらのたんぱく質には体の血の流れを良くする効果があります。
立ちくらみと貧血の違い
立ちくらみは、立ち上がったときなどにおこる急激な血圧の変化によって起こるものです。
一方貧血とは、血液中のヘモグロビンという成分が不足して起こる症状です。
なので、立ちくらみと貧血の違いは、血圧の低下か、ヘモグロビンの不足か、とうことにまります。
まとめ
立ちくらみを防ぐには、食事、運動、睡眠など、普段の生活の見直しをすることです。
また、立ちくらみの原因は、低血圧や自律神経の乱れ、貧血などが考えられます。
そして立ちくらみを防ぐ食べ物は、鉄分、ビタミン、食物繊維などをたくさん含んだものが効果的です。
以上がまとめとなります。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!