春から新生活が始まりますね。
新しく大学生になる人や社会人になる人は、実家を離れて一人暮らしを始める人も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、一人暮らしで部屋探しのコツと注意点をまとめてみました。
実際に、私は一人暮らしで部屋探しをした経験があって、後になって「こうしておけば良かった…」と感じたことがあります。
ですので、私の失敗した経験も参考にしていただければと思っております。
この記事は、
・春から、実家から離れた大学に通う人
・新生活を始める社会人
・住む場所が変わる人
などに宛てています。
これを読めば一人暮らしを始めるときでも、失敗せずにうまく部屋を探すことができて、スムーズに新生活を始められると思いますよ!
部屋探しのコツ!大学近くの不動産屋でチラシをもらえ!
まず部屋探しを始める時期ですが、基本的には早く探し始めたほうがいい物件が見つかります。
だいたい物件は1月ごろから埋まり出して、大学の合格発表がある3月上旬がピークだと思います。
ここでひとつのコツですが、大学の合格発表は、ぜひ発表のある大学まで足を運んでください。
というのは、合格発表のときは、大学のそばで近くの不動産屋さんがたくさんチラシを配っているんです。
ですので、そのチラシは必ずもらってください。
まだ大学の合否がわからないうちから物件を見るのは、少し複雑な感じもしますけどそのチラシはもらっといて損はないです!
大学の近くでいい物件を探したいなら、絶対にこのチラシをもらうべきです。
その日まではまだ誰も契約しないでしょうから、かなりいい物件が見つかるはずです。
でも合格発表をネットで見てしまうと、現地の物件の情報が入らないので、どんな部屋があるのかという情報がわからないんですよね。
なので部屋探しに大学の近くに行かなければならないのです。
ですからいい物件は先発組に取られてしまっている可能性があります。
ですので、大学近くの部屋を探したかったら、合格発表は見に行くようにしましょう。
物件を決める時期は早すぎても損!
いい物件を探すために早く行動を起こすのはいいことですが、契約するのはちょっと待ってください。
あまり早く契約すると、余計に家賃が取られてしまうんです。
いい物件を見つけたときは、早く契約したいところですが、家賃は通常、契約開始日から発生します。
つまり、「まだ契約しただけで、荷物も引っ越しもまだできてないよ」という状態でも家賃は発生してしまうのです。
ですから、会社や学校が4月からだからといって、家賃も4月からというわけではありませんから、注意してくださいね。
このとき払う家賃は日割りで計算されるので、何日分かは無駄にしてしまうことはしょうがないですが、1月や2月に契約してしまって、多額の余計な家賃を取られることはないようにしてくださいね。
どこに住むのがいいか、交通の便も考慮に入れて!
どのエリアに住むのかを決めるのも大事なことですよね。
理想的なのは、大学や会社まで乗り換えなしで電車1本でいけるところです。
でも都内で探すと、上記の条件の物件は高額になることが多いと思います。
ですので、大学や会社から少し離れたところで、始発の電車が出ているところも狙い目です。
始発が出ていれば座ることができるので楽なんですよね。
私が借りたところも、始発の電車に乗れる駅で、通学がとても楽でした。
大学に近すぎる物件はNG!
それから大学生で注意してほしいのが、大学の目の前の物件です。
一見、近くてよさそうに見えるのですが、大学の友達が部屋にたまるようになってしまうこともあるんです。
大学から近いので、いいように利用されてしまうのですね。
毎日誰かに来られては、プライバシーもなにもあったものではありませんから注意してくださいね。
注意!アパート1階の真ん中の部屋は選ぶな!
私が経験した中で一番の失敗が、アパート1階の真ん中の部屋を選んだことです。
そのような部屋は間違いなく、うるさいです。
2階の人の足音や隣の人の話し声や物音が気になってかなりストレスになります。
また、隣人の物音が気になるだけでなく、自分が出す音にも注意しないと、自分の生活の音すべてが隣人にだだもれになってしまいます。
アパート1階の真ん中は、上からと左右の部屋からの騒音があるので、相当メンタルが強くないと生活できないと思います。
部屋によってはアパート1階の真ん中は、家賃がほかの部屋より安くなっているところもあるくらいですからね。
ですから、部屋選びの際にはその部屋の位置も確認して、騒音問題であとで後悔しないようにしてください。
部屋探しではあらゆる費用をチェックしよう!
部屋を選ぶときは家賃だけ見て決めてはいけません。
家賃以外にも、実際に支払うときに思わぬ費用がかかることがあるので注意しましょう。
一般に、部屋を借りるときに支払うものに、敷金、礼金というものがあります。
敷金とは、部屋を借りるとき、借り手が保証金として貸主に預けておくお金のことです。
この敷金は、部屋の貸し借りが終了すると、借り手に返されるものです。
また礼金とは、部屋を借りるとき家主に払う一時金のことで、払ったお金は返ってきません。
部屋を借りるときには家賃のほかに、これら敷金と礼金の金額もチェックしましょう。
思わぬ落とし穴!更新料ってナンだ?
そしてもう一つ大事な料金があります。
それが更新料(こうしんりょう)です。
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来年も同じ部屋に住む場合、契約を更新する更新料というお金が必要になるんです。
更新料は、その部屋を1年しか使わないのであれば支払う必要はありませんが、続けて使うときには必ず支払わなければならないお金です。
この更新料は契約によっては2年に一度のこともあります。
ですがこの更新料は、かなり高額です。
あなたの部屋の更新料を調べてみてください。
どんな部屋でも10万円~20万円くらいかかってしまいます。
この更新料については、部屋を借りるときの契約の約款(やっかん)に書かれていることですので、「私は更新料を払う義務はない!」と言い張ってもダメです。
契約書にサインした時点で、あなたはすでに更新料を支払うことに同意していますからね。
なのでそんなに高い更新料を払うくらいなら、いっそのこと違う部屋に引っ越してしまおうと考える人もいるのです。
ですので、部屋を何年も使いたいと考えている場合は、この更新料のことを頭に入れておいてくださいね。
部屋探しではフリーレントの物件を探そう!
フリーレントという言葉を知っていますか?
フリーレントとは一定の期間、家賃が無料になることです。
今では多くの物件が1ヶ月フリーレントになっていて、なかには2カ月フリーレントやもっと長い期間のフリーレントもあります。
私が部屋探しを始めた頃はなかったシステムなのですが、このフリーレントは家賃を無料にすることで、極力空き部屋を作らないようにする仕組みなのです。
部屋を貸す大家さんにとっては、空き部屋ができてしまうことがいやなんですね。
それだったら1ヶ月無料にしても、次月から家賃をもらえればいいと思うのです。
ですからどうせ借りるんだったら、フリーレントの期間が長いものを選んだ方がお得ですよね。
ただし1ヶ月フリーレントだからといって、1ヶ月だけで引っ越すことはできないことになっていますから、注意してくださいね。
まとめ
今回は一人暮らしの部屋探しのコツと注意点についてまとめてみました。
私は今まで3回ほど部屋を探しましたが、やはり1回目よりも2回目、2回目よりも3回目のほうが、よりいい物件を探せています。
ここで紹介したコツや注意点は、私の経験の粋を集めたものですので、知っていて損はないと思います。
なのでこれらを参考にしていただいて、あなたもよりよい物件を探してくださいね!
まとめは以上となります。
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