2020年の東京オリンピックが待ち遠しいですね。
東京でやるオリンピックは1964年に引き続き、2回目となるんですよね。
今回の東京オリンピックの開会式はどのような演出になるのでしょうか。
そこでここでは、東京オリンピックの日程や演出についてまとめてみました。
この記事は、
・東京オリンピックが待ち遠しい人
・東京オリンピックのチケットが欲しい人
・東京オリンピックの開会式の演出が気になる人
に宛てています。
これを読めば、東京オリンピックの開会式の演出について知ることができると思います。
東京オリンピックの開会式がどんな感じになるのか、今から楽しみですよね。
東京オリンピックの日程は?
東京オリンピックの開会式は、2020年7月24日の午後8時から始まる予定です。
そして8月9日に閉幕します。
7月の下旬から8月上旬といえば、東京は夏まっさかりですね。
どうしてこんなに暑い時期にやるの?って思いませんでしたか?
実はオリンピックの開催時期というのは、オリンピック招致の段階で国際オリンピック委員会によってすでに決められていたんです。
すでに決められていたなんて意外ですよね。
ですから夏季オリンピックの場合は、7月15日~8月31日の間で行うことになっていたのです。
なので日本はこの最も暑い期間内から選ぶしかなかったわけですね。
東京オリンピックを夏の暑い時期にやる理由とは?
では、なぜ国際オリンピック委員会は夏季オリンピックの開催時期を7月15日~8月31日に設定したのでしょうか。
実はその理由にはお金が絡んでいたのです。
欧米では春や秋は他の人気のスポーツの開催時期だったんですね。
つまり春や秋などの時期にオリンピックを放送すると、それらの人気スポーツにチャンネルを奪われてしまうのです。
国際オリンピック委員会としては、オリンピックを放送するテレビ局からの放送権が大きな収入源となっていますから、オリンピックの競技をできるだけ多く放送したいのです。
なので、比較的人気スポーツがやっていない7~8月の期間にオリンピックの開催期間が充てられたというわけなのです。
私たち観る側からすれば、厳しい暑さでもエアコンの設定温度を少し下げれば対応もできますけど、競技をする選手たちにとっては、記録以前の死活問題となってしまいますからね。
近年の都心の暑さはかなり厳しいですから、選手の皆さんが存分に力を発揮することができるかどうかが心配ですね。
東京オリンピックの個性的な演出者8人を紹介!
2020年東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会は、開会式・閉会式を演出する8人を選出しました。
そのチームは4式典総合プランニングチームと呼ばれています。
ここではそのメンバーについてまとめました。
これら8人のうち、上の4人はリオデジャネイロオリンピックの閉会式を担当した方々です。
椎名林檎(しいな りんご)さん
椎名さんといえば、日本の人気アーティストのひとりで、「幸福論」「ここでキスして。」「本能」など、彼女の音楽に影響を受けた人は多いと思います。
私も「本能」のPVで椎名さんのナースのコスプレを見て衝撃を受けました。
椎名さんの音楽はJ-POPだけでなく、ジャズやクラシックなどジャンルを問わない柔軟さがあります。
また椎名さんは楽器の演奏や編曲も手掛けるシンガーソングライターなので、東京オリンピックにどんな楽器や音楽を取り入れるのかが注目ですね。
佐々木宏(ささき ひろし)さん
佐々木さんは、企業イメージや商品イメージのブランディングをおこなうクリエイティブディレクターです。
主な仕事としては、ソフトバンクモバイルの「白戸家シリーズ」や缶コーヒーBOSSの「トミーリージョーンズシリーズ」などがあります。
なので佐々木さんは、私たちがよく知っている企業のブランドに深く関わっていたんですね。
また佐々木さんは、ACC全日本CMフェスティバルでグランプリを3度受賞しておられます。
菅野薫(すがの かおる)さん
菅野さんも佐々木さんと同様クリエイティブディレクターで、あらゆるデータを「見えるもの」として産み出すことができます。
菅野さんはリオデジャネイロオリンピックでは、会場のフィールドにさまざまな言語で「ありがとう」を表現しました。
またその中の映像部分では、日本のゲームやアニメのキャラクターを用いて会場を盛り上げました。
閉会式に登場したマリオやドラえもんは印象的でしたよね。
2020年の東京オリンピックでも日本らしいキャラクターが登場するのか、楽しみですよね。
MIKIKO(みきこ)さん
MIKIKOさんといえば、Perfume(パフューム)のダンスの振り付けで有名です。
パフュームのあの独特なダンスは、MIKIKOさんの振り付けによるものだったんですね。
MIKIKOさんは様々なダンスの経験をもとに、PV、CM、舞台などいろんな演出を手掛けています。
躍り手の魅力を最大限に引き出すMIKIKOさんの振り付けが、東京オリンピックでどうなるのか今からワクワクしてしまいますね。
野村萬斎(のむら まんさい)さん
野村さんは日本を代表する能楽師のひとりです。
野村さんというと、フィギュアスケートの羽生結弦(はにゅう ゆづる)さんが競技の音楽として使った「SEIMEI」が思い浮かびます。
そのもととなった有名な映画が「陰陽師」ですよね。
そのほかにも野村さんはNHKの大河ドラマや教育番組にも出演しておられます。
その野村さんが東京オリンピックでどのように日本芸能を融合させるのか気になりますね。
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もしかしたらほかのオリンピックでは見られない、東京独自の演出が見られるかもしれませんね。
追記(2018年7月30日):
野村萬斎さんは、東京オリンピック・パラリンピックの開会式・閉会式を演出する総合統括に就任することが決まりました。
野村さんがリーダーとなった理由は、野村さんには狂言・映画・舞台と伝統から現代まで幅広い見識があり、日本の多様な文化に活かせるためと判断されたからです。
野村さんたちが創り出す開会式・閉会式がどうなるのか、楽しみですよね!
川村元気(かわむら げんき)さん
川村さんは日本の映画プロデューサーで絵本作家でもあります。
男女の体が入れ替わるというアニメ映画「君の名は。」を企画・プロデュースして大ヒットしています。
川村さんはほかにも、「電車男」「モテキ」「打ち上げ花火、下から見るか?、横から見るか?」もプロデュースしています。
山崎貴(やまざき たかし)さん
山崎さんは映画監督で、代表作に「ジュブナイル」「ALWAYS 三丁目の夕日」「永遠の0」などがあります。
山崎さんが監督という経験を活かしてチームの8人をまとめ上げていけば、おのずと良いものができるのではないでしょうか。
VFX-JAPANアワードでは映画の2部門で受賞されていて、今後の活躍が期待されている映画監督のひとりでもあります。
東京オリンピックでは、空想の世界を現実で見せるような演出がみられるのかもしれませんね。
栗栖良依(くりす よしえ)さん
栗栖さんは障がい者とアーティストをつなぐ活動をしています。
なのでパラリンピックのほうは、この栗栖さんの意向が大きく反映されるものと思われます。
栗栖さんが設立したNPO法人の「スローレーベル」では、障がい者とアーティストが一緒にものづくりをおこなっています。
東京オリンピックでは、世界中の誰もが楽しめるような大会にしてもらいたいですよね。
まとめ
ここでは東京オリンピックの演出者についてまとめてみました。
ここで紹介した8人がどのような演出を考えているのかは、大会本番までのお楽しみですね。
せひとも日本の美しい風土や文化が世界の人に伝わるような開会式・閉会式にして欲しいですよね。
日本の魅力はたくさんあると思うので、その魅力がたくさん詰まったオリンピックになることを期待したいと思います。