一人暮らしをしていると、友人と外食や飲み会をしたりして、あっという間にお金が消えていってしまいます。
食事は毎日のことですからなかなか削るわけにもいかず、食費を何とか節約できたらいいんだけどな~、と思っている人は多いのではないでしょうか。
そこでここでは、一人暮らしの人に向けた、食費節約術をご紹介したいと思います。
食費を節約するといっても、ただ食べないだけでは栄養不足になってしまいます。
ですから、きちんと栄養が摂れて、美味しく食べられるような食べ方をご紹介したいと思います。
この記事は、
・一人暮らしをしていて食費が気になっている人
・これから一人暮らしを始める予定がある人
・夫や息子が一人暮らしをしている人
に宛てています。
これを読めば、一人暮らしでも食費を抑えながら栄養をしっかり摂ることができると思います。
一人暮らしで役に立つ情報やお得な情報をご紹介しますので、参考にしてくださいね!
一人暮らしの食費の平均ってどれくらい?
テレビでは1ヶ月1万円で生活する番組もあって、1ヶ月の食費は数千円でやりくりする人がいる一方で、外食が多い人では数万円になってしまう人もいると思います。
では、一人暮らしの食費の平均はどれくらいなのでしょうか。
平成28年の総務省家計調査によると、一人暮らしの食費の平均は44,583円(そのうち外食費は13,095円)となっています。
この金額を30日で割ってみると、1日当たり約1500円となります。
ですので、1食当たり約500円ということですね。
なのであなたも一人暮らしをしていたらこの値段と比べてみてください。
1ヶ月の食費の合計が45,000以上になっていたら平均値よりも上なので、節約する余地がありますね。
一人暮らしの食費はどんなことで高くなってしまうのか?
食事は毎日のことですから、食費は気をつけないとどんどん増えてしまいます。
ではどんなことで食費が増えるのでしょうか。
外食が多い
一人暮らしだと一人分の食事を作るのが面倒で、つい外食に頼ってしまうことがあると思います。
外食に行くと1,000~1,500円くらいは使ってしまうことが多いと思います。
メインにサラダに飲み物、そしてデザートまで付けたら、すぐに金額は跳ね上がってしまいますね。
ですから食費を節約するには、まず外食費の節約から考えましょう。
外食費の月額の平均は13,000円くらいなので、外食に行く回数を減らせば簡単に節約ができます。
コンビニによく行く
コンビニには美味しいお菓子やおつまみのほか、コーヒーやペットボトルなどの飲み物もありますよね。
それにコンビニは街中の至る所にあるので、ついつい入ってしまうんですよね。
1回で使う額は大したことなくても、それが何回も続けばかなりの金額になってしまいます。
例えば100円のコーヒーを買いにコンビニに1日1回行くだけでも、月3,000円の出費となってしまいます。
食費の節約をするのならコンビニで買い物をしないようにしましょう。
無駄遣いが多い
お腹がすくと、ついご飯以外のお菓子やおつまみを買ってしまうことがあります。
おかずと一緒に、ポテトチップスやイカのあたりめなどを買ってしまうことはありませんか?
それらは今お腹がすいているため、美味しそうに見えているんですね。
ですがそれらのものは、栄養があまりないものや偏っているものが多いんです。
ですから買うべきものはきちんと絞ることが大事で、必要なもの以外の無駄遣いはしないようにすることが大切です。
自炊せずに美味しく食べられる方法とは?
食費を節約するとなると、自炊しなければならない、って思うかもしれませんが、必ずしも自炊する必要はないんですよ。
ではどうするかというと、スーパーを利用します。
スーパーにはお惣菜(そうざい)がたくさん売っていますよね。
そのお惣菜をおかずにすれば、2~3日分のおかずになるんです。
その際にご飯を用意する必要はありますが、必要最小限の金額で、安くて美味しさ抜群の食事ができるのです。
スーパーのお惣菜には、豆腐のおからやひじきときんぴらの盛り合わせ、中華風春雨、一口餃子など、たくさんのおかずがあります。
それらを材料から作ることは大変ですけど、スーパーのお惣菜は選ぶだけでいいので、時間も手間もかかりません。
そうすれば自炊ほど節約はできないですけど、外で食べるよりははるかに節約できて、自分の食べたいおかずを好きな時に食べることができるんですね。
スーパーは賢く利用しよう!
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スーパーは曜日ごとに安くなるセール品が変わったり、時間帯によっても値段が変わります。
ですので毎日入ってくるチラシをチェックして、お惣菜が安くなるときを調べておくといいと思います。
お惣菜のほかにも、レトルトや冷凍食品なども長持ちしていつでも食べられる食品ですので、買い置きしておくのもいいと思います。
特に冷凍食品はお弁当にも使えますので、ランチ代も節約できるようになります。
ご飯さえ用意できればいい
お惣菜もレトルトも冷凍食品も、すべてご飯が必要になりますよね。
このご飯をどうするかで、節約の度合いに大きな差が出てきます。
そのご飯もレンジでチンして食べられるものもありますが、ご飯だけは自分で炊くようにすると、大きく節約ができるんです。
ご飯を自分で炊けると、自分の好きな量を食べられるんですね。
今日は少しにしようとか、お腹いっぱい食べたいとか、その日の体調や気分で量が加減できるんですね。
また一人暮らしの場合、小さいジャーを使っても食べきれず余ってしまうことがあるんですね。
そのようなときはご飯を小分けにして、冷凍してしまいましょう。
そうすれば後でも食べられますからね。
利用する店、利用しない店を決めよう!
街の中や駅などを歩いていると、美味しそうなお店があって、つい立ち寄りたくなってしまいますよね。
これらの誘惑に負けないように、買い物をする店はこのスーパーだけ、というように決めておいて、そのほかの店では一銭も使わないと決めておくといいと思います。
よく街中で見かけるお店の看板やキャッチコピーは私たちの興味を引くように計算されて作られているものですから、どんな人でもそのお店に入りたくなってしまうものなんです。
そのような誘惑に負けないようにあらかじめ入らないと決めておけば無駄な出費を抑えることができます。
お弁当よりも水筒持参をおすすめしたい
ランチにはどこかのお店で食べることよりも、自宅からお弁当を持っていく方が節約になるというのは、火を見るよりも明らかですよね。
ですが、毎日お弁当を用意するということはかなりハードルが高いですよね。
そこでおすすめなのが、水筒の持参です。
私が一人暮らしをしてたときは、料理が苦手だったのでお弁当の持参はせずに、飲み物を入れた水筒だけを持参していました。
仕事の合間や休憩時間って1日のうち10回くらいあって、飲み物を飲みたくなることってたくさんあるんですよね。
ですので、水筒1つあるだけでも、かなり飲み物代の節約になりました。
なので、お弁当が無理でも水筒だけは持っていくようにすることをおすすめします。
まとめ
ここでは、一人暮らしの食費の節約する方法についてまとめてみました。
食費の節約は自炊するに越したことはないのでしょうが、自炊しなくても節約はできます。
節約で大事なのは続けることです。
どんな小さなことでも続けることで大きな結果につながりますので、ここで紹介した節約術を参考にしてみてくださいね!