今ではもう国民食となっている外食といえば、回転寿司ですよね。
一皿100円で美味しいネタがたくさん食べられて、メニューも定番から変わり種までたくさんあるので、利用している人も多いのではないでしょうか。
そして今では回転寿司は誰もが気軽に行けるお店となっていますよね。
私も何度もお世話になっています。
そこでここでは、回転寿司の美味しい食べ方についてまとめたいと思います。
「美味しい食べ方なんて、自分の好きな皿を食べればいいだけだろ」
と思う人もいるかもしれませんね。
確かにその通りなんですけど、ここではあなたのその「大好きな一皿」をより美味しく食べるためのコツやポイントをご紹介したいと思います。
この記事では、
・回転寿司によく来る人
・回転寿司では食べるネタはほぼ決まっている人
・安くても、より美味しいものが食べたい人
に宛てています。
これを読めば、あなたの好きなネタがさらに美味しくなって、もっともっと回転寿司に食べに行きたくなりますよ!
最初の一品目は「タイ」から食べましょう!
その前に、席に着いたらまずお茶を一口
回転寿司に入店して席に着いたら、まずお茶を用意しましょう。
かっぱ寿司などの加点寿司には新幹線レーンがあるので、お茶を用意している間に1品目を注文しておいてもいいですね。
ちなみに、かっぱ寿司のお茶は「かっぱ茶」といって、粉末状の玄米茶になります。
この玄米茶には、カテキンやポリフェノールが含まれるため、血圧を下げる効能があったり、ダイエットやアンチエイジングの効果があります。
またほかのお茶と比べてカフェインが少ないので、トイレが近くなったり、夜に寝付けなくなるなどの影響は少ないです。
寿司屋さんで飲むお茶には、口の中の脂を洗い流す意味もあるので、必ず手元に置いておきましょうね。
一番最初に「タイ」を食べる理由は?
タイはお寿司の中で白身魚になります。
お寿司の白身魚というのは、マグロやトロなどの赤身魚よりも淡白で、味が薄くさっぱりしています。
あなたの大好きなメインのネタを「トリ」とするなら、一品目に食べるタイは「開口一番」になるわけですね。
いわばメインの前の前座、お通しのようなものですね。
お寿司という食の舞台を盛り上げるためには、このタイの開口一番の働きは大きいといえます。
タイが苦手な人におすすめのネタは?
一般に白身魚といわれるのはタイのほかに、ヒラメやスズキなどで、これらを一品目に食べてもいいでしょう。
できるだけ一品目は、軽くて味が薄いものを選ぶのがコツです。
ほかにも一品目には、アジやコハダなどの光りものを食べるのもいいと思います。
ちなみに、お寿司を食べることが多い通の人は、コハダから食べることが多いようですよ。
やはり一品目には味の濃いものを避けて白身魚や光ものから食べるといいんですね。
ですから、タイが苦手なら、ヒラメやスズキ、ほかにもアジやコハダなどで代用すればいいのですね。
一品目に「玉子」を食べるという意見は?
よくお寿司屋さんに行ったら、最初は玉子を頼むんだよ、といわれることがあります。
玉子を最初に食べる理由としては、
・玉子を食べることでその店の板前のレベルがわかる
・玉子のシャリを食べることでその店のシャリの状態がわかる
などがあります。
ですが、私は必ずしも最初に玉子を食べる必要はないと思います。
その理由は、
・初めて行く店ではないので、板前やシャリの確認は必要ない
・回転寿司ではほとんど寿司ロボットが寿司を握っている
・玉子は味が濃いので一品目には向いていない
・玉子は甘いのでお腹いっぱいになってしまう
・玉子はなにか食べた後の口直しに食べる
などが挙げられます。
ですので、お寿司を美味しく食べるためなら一品目は玉子ではなく、タイかヒラメを食べるのがベストだと思います。
メインを引き立てる2品目には「コハダ」を!
一品目にタイを食べたら、二品目はコハダを食べましょう。
コハダにはビタミン類のうちトコフェノールという成分が含まれていて、抗酸化作用があり、体がさびるのを防止するはたらきがあります。
このコハダもさっぱりとした味のため、次に食べるメインをうまく引き立ててくれます。
ですのでコハダはいわば、「トリ前」といったところでしょうか。
この二品目も薄味のネタを選ぶといいんですね。
ですから一品目と二品目はなるべく味の薄いネタを食べておくことで、三品目の味の濃いネタに備えるんですね。
2品目のコハダの代わりは?
コハダの代わりは、アジ、イカ、タイ、ヒラメなどです。
1品目で紹介したものは淡白で薄味なので2品目としてもいいのです。
2皿食べたら準備万端です。
次の皿ではあなたの好きなメインのネタを食べてください。
メインの前に2皿も食べる必要があるのか?
回転寿司のお皿には大抵2貫のっていますよね。
なので、メインの前に2皿食べるとなると4貫も食べなければならないの?って思うかもしれませんね。
ここでメインの前に2皿をおすすめしているわけは、和食の会席料理を元にしているからです。
会席料理では、
先付 → 吸物 → 刺身 → 焼き物 → 酢の物 → 炊合 → 蒸し物 → 揚げ物 → ご飯・味噌汁・香物 → 水物
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という料理のコースがあります。
ですので、メインの前の2皿は、この会席料理でいう先付と刺身に当たると考えています。
先付とは、いわばお通しのようなもので、刺身とともにメイン料理の前に出されるものなんです。
ですが2皿食べるのは大変だと思ったら、1皿でも構わないと思います。
回転寿司の食べ方には決まりはないので、あなたの好きな食べ方で食べるのが美味しい食べ方だと思います。
あなたの大好きな「メイン」は3品目に!
あなたの好きなメインのネタは、3品目に食べましょう。
いよいよ、トリの登場ですね。
待ちに待ったメインですので、今まで食べたものよりも美味しく感じられるはずですよ。
トロやサーモン、ウニやイクラなど味が濃いネタも、気にせず食べてください。
1、2皿がうまく3品目を引き立ててくれていて、感動できるお寿司を味わうことができると思いますよ!
このトロやウニなどを一番最初に食べてしまうと、「おいしいな」で終わってしまって、感動できるレベルまではいかないと思います。
一般に、タイやヒラメ、アジ、コハダなど薄味で淡白なネタは前半のうちに食べて、マグロ、トロ、サーモン、ウニ、イクラ、うなぎ、穴子など味の濃いネタは後半で食べるといいですよ。
特に甘い味付けの、うなぎ、穴子、玉子などは、最後のシメとして食べるといいですよ。
他にも、巻き物をシメに食べるのもいいと思います。
お寿司を美味しく引き立てるものとは?
お寿司を食べる時には、お茶やガリ、お吸い物なども食べますよね。
それらにもお寿司を引きたてる大事な役割があります。
お茶
お茶を飲むのはお寿司には欠かせないですね。
口の中が渇いていると寿司ネタの美味しさを十分に感じられないので、口の中は十分に潤しておきましょう。
ガリ
ガリは濃い味付けのネタの後にいただきましょう。
ガリは口直しになるだけでなく、殺菌作用もありますね。
お吸い物
お吸い物は、薄い味付けのものや淡白な味のものの後に飲むといいですよ。
一般に、お寿司屋さんでお吸い物を食べるときは、最後のシメの合図ともいわれます。
ですがかっぱ寿司のような回転寿司では、どんなタイミングで食べてもおかしくはありませんよ。
まとめ
ここでは、回転寿司での美味しいお寿司の食べ方についてまとめてみました。
最初の1品目から計画的に食べて、メインのネタを最高の状態で食べられるようにしてくださいね。
美味しいお寿司の食べ方がわかれば、回転寿司が今まで以上に好きになるはずですよ!