南北首脳会談が終わり、金正恩(キム ジョンウン)さんのノーベル平和賞受賞が予想されていますね。
韓国と北朝鮮の国境を越えることができた、この2国の会談は世界にも大きな衝撃を与えましたよね。
しかし、北朝鮮のトップ・金正恩さんはノーベル平和賞をとることは難しいといえます。
ここでは、その理由についてまとめてみました。
金正恩さんがノーベル平和賞を受賞できない4つの理由!
ノーベル平和賞といったら、過去には日本人の佐藤栄作(さとう えいさく)さんが受賞されていますね。
ノーベル平和賞は世界では、マザー・テレサさん、マララ・ユスフザイさんやオバマ元大統領などが受賞されています。
では南北首脳会談を成功させた金正恩さんは、どうしてノーベル平和賞を取ることができないのでしょうか。
その理由を以下にまとめてみました。
金正恩さんは本当に核を廃棄できるのか?
北朝鮮は、核実験場の廃棄とミサイルの実験の中止を発表しました。
しかし、すべての核施設の廃棄ができているとはいえません。
まだ核施設が残っていると思われるうちは、ノーベル平和賞の受賞はないでしょうね。
過去にはノーベル賞を受賞できても平和にならなかったことがありますので、ノーベル委員会は受賞者の選定はかなり厳しいはずです。
私は、ノーベル委員会は金正恩さんの成果を認めつつも、ノーベル賞受賞にはまだ時期尚早と判断するのではないかと思います。
北朝鮮の言動には信用がない?
北朝鮮はこれまで、幾度にもわたって核実験を行いました。
日本でミサイル発射のニュースは何度も流れましたよね。
その核実験によってすでに大方のデータは揃ったとも考えられます。
つまりもう核実験はやる必要がなくなっただけなのかもしれないのです。
ですから、どんなにきれい事をいったとしても、「いざとなったら我々には核がある」と考えているかもしれません。
いままで私たちを裏切ってきた北朝鮮や金正恩さんの言葉は信用できないのです。
その裏切られた人の中には、ノーベル委員会に関わる人たちも必ずいるので、それらの信用を取り戻すことはかなり時間がかかるはずです。
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トランプさんにノーベル平和賞を横取りされる?
南北首脳会談が終わってから、しれっと登場したのがアメリカのトランプさんですよね。
南北首脳会談の主役は韓国と北朝鮮であるはずなのに、後から来たトランプさんが主役にりつつありますよね。
ことわざでいう、「漁夫の利」とでもいうのでしょうか。
韓国大統領の文さんが、
「ノーベル賞はトランプさんが取るべき」
と発言したこともあって、北朝鮮の金正恩さんの存在がかすんでしまいましたよね。
トランプさんにとっては、ノーベル賞を横取りできそうで、してやったりと感じるのではないでしょうか。
北朝鮮は過去にもノーベル賞を逃したことがある!
北朝鮮と韓国は、これまでにも話し合いによって和平への道筋ができたとして、ノーベル平和賞が与えられたことがあったんです。
しかし、残念ながらノーベル平和賞は韓国側の金大中さんだけに贈られることになりました。
北朝鮮側はもらえなかったんですね。
今回も、その時と同様に、また韓国側だけにノーベル賞が与えられるということも考えられるのではないでしょうか。
まとめ
ここでは、北朝鮮の金正恩さんがノーベル平和賞を取れない理由についてまとめてみました。
その理由をまとめますと、以下のようなことが挙げられます。
・核を完全に廃棄できない
・言動に信用がない
・トランプさんに横取りされる
・北朝鮮は過去にも逃したことがある
今年のノーベル平和賞がいったい誰になるのか楽しみですね!
■その他のノーベル賞の候補者を以下の記事にまとめています。