あなたはアイスクリームを食べていますか?
夏になると、最高気温が30℃を超える真夏日や35℃以上の猛暑日になったりしますよね。
そんなときに食べたくなるのが、アイスですよね!エアコンのきいた部屋で食べるアイスは最高です。
最近はコンビニでもたくさんの種類のアイスが売られていて、新商品も次から次へと出てきます。
アイスは味だけでなく、形や容器も違っていて、スティック状のアイスにしようか、カップのアイスにしようかと選ぶのに悩んでしまいますよね。
アイスを食べていると、ふと疑問に思うこともあります。
「アイスを食べるとキーンって頭がいたくなるんだよな・・・」
「このアイス、何ヶ月前のものだろう?賞味期限切れてないかな?」
少し気になりますよね。
そこで今回はアイスに関するさまざまなこと、歴史や種類、雑学などの豆知識についてをご紹介したいと思います。
アイスクリームの歴史
日本人が最初にアイスクリームを食べたのは、江戸時代末期の日米修好通商条約のときまでさかのぼります。
このとき、江戸幕府の使節団がアメリカを訪問しました。そこで初めてアイスクリームを食べたのです。
明治時代になって、横浜に初めてアイスクリームの店ができます。
この店を作ったのは使節団のひとりだった町田房三(まちだ ふさぞう)で、当時は「あいすくりん」という名前で売られました。
その値段は現在の価格で8000円だったというから驚きです。
当時は庶民は食べられない高級品だったのですね。
大正時代になると、アイスクリームは喫茶店やレストラン、ホテルなどでも食べられるようになって庶民にも広まっていきました。
そして大正9年には工業化も始められました。
ちなみに豆知識ですが、世界で初めてデザートとしてアイスクリームを食べた人は、ジュリアス・シーザー(ユリウス・カエサル)といわれています。
アイスクリームの種類
一口にアイスクリームといってもいくつか種類があります。
種類を分けるものは、含まれている乳成分の量で決まります。
乳成分の多いものから、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓と4つに分かれます。
ソフトクリーム
よくフードコートや一部のコンビニで売られていますね。
ほかにも、私は旅行で高速道路のサービスエリアに寄ったとき買うことが多いですね。
長く車に乗っていた疲れが一気に吹き飛ぶ感じがします。
そのソフトクリームは、乳成分の量により、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスに分類されます。
少しややこしいですが、ソフトクリームの中の乳成分によっては、アイスクリームのソフトクリーム、アイスミルクのソフトクリーム、ラクトアイスのソフトクリームに分かれるということです。
一般のアイスクリームとソフトクリームの違いはその温度だけです。
アイスクリームの温度が-18℃以下であるのに対し、ソフトクリームは-5~-7℃となっています。
ジェラート
ジェラートとは「gelato」というイタリア語です。
これは凍ったお菓子全般という意味で、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓すべてを含みます。
ジェラートというと、何となく高級な感じがしますが、「アイスクリーム」と同じ意味だったんですね。
シャーベット
シャーベットとは「sherbet」という英語です。これは氷菓に分類されます。
かき氷
かき氷も氷菓に入ります。
フラッペ
フラッペは「frappé」というフランス語で、「氷で冷やしたもの」という意味です。これも氷菓です。
アイスクリームの雑学
アイスクリーム頭痛とは
アイスやかき氷を食べていて、頭がキーンとすることってありますよね。
大抵はすぐにおさまるのですが、頭がいたくなるのは辛いですよね。
この頭痛、医学的な名前があって、「アイスクリーム頭痛」といいます。
この原因は次のことが考えられます。
・冷たいものを食べて喉元が冷えたときに、体が体温を維持しようとして血管を広げることによるもの。
・冷たいものを食べたときに、脳がその冷たさを痛さと勘違いすることによるもの。
アイスクリーム頭痛の予防法と治し方
この予防法は簡単です。ゆっくり食べることです。
ゆっくり少しずつ食べればアイスクリーム頭痛は起きにくいといわれています。
また、温かいものと一緒に食べることでも予防できます。
では痛くなってしまったときはどうすればいいのでしょうか。
しばらくの間放置すれば治るといっても、その間ずっと我慢しなければならないのでしょうか。
これには対処法があって、それは「おでこやこめかみなど、痛くなったところを冷やすこと」です。
予防法と対処法を知っておけば、心置きなくアイスを食べられますね!
アイスクリームの賞味期限はない
アイスクリームの箱や袋を見るとわかるのですが、賞味期限が記載されていません。
これは、アイスクリームには賞味期限がないからなんです。
-18℃以下でしっかりと冷凍保存していたのであれば、微生物は増殖せず、品質劣化がほとんどありません。なので長期間の保存が可能なのです。
しかし、冷凍庫の扉を何度も開け閉めしたりすると、冷凍庫の温度変化によってはアイスクリームの表面が溶けて、また凍結することがあります。
こうなるとアイスクリームの一部が氷の状態になってしまい、風味を失ってしまいます。
まとめ:アイスクリームはこれからも食べたい
私は子どものころからたくさんのアイスクリームを食べてきました。
アイスは夏だけでなく、一年中どの季節であってもおいしく食べることができます。
私もまだ食べたことのないアイスがたくさんあるので、これからも食べていこうと思っています。