みなさんは朝ごはんを食べていますか?
現在の日本人は、約10%の人がまったく朝ごはんをとっていないそうです。
でも朝ごはんは一日の始まりの大事な食事です。
そこで、ここでは朝ごはんの役割や効能について書いてみました。
朝ごはんのおすすめの食べ方とは?
江戸時代は一日朝と夕の2回の食事だったそうで、現代では7時頃に朝ごはんを食べる人が多いと思いますが、江戸時代では、朝9時頃とっていたようです。
その頃の朝ごはんの内容は、お粥やお茶漬けに漬け物といった、大変質素なものだったそうです。
朝ごはんで主に食べられているもの
食事をとるときに重要なことが、5大栄養素です。
これは、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルのことを指します。
これらをバランスよく摂ることが健康につながります。
朝ごはんでは、主菜に魚を食べてたんぱく質をとります。
そして副菜に煮物や酢の物、サラダなどを組み合わせるのがいいようです。
朝食は何時にとるのがいいのか?
食事の間隔は5時間程度あけるのがいいので、12時にお昼を食べるとすると、朝ごはんは5時間前の7時くらいがベストです。
私が入院してたとき、病院で出される朝ごはんは、いつも7時でした。
朝ごはんに何を食べているか?
朝ごはんによく食べられるものは、ごはん、パン、シリアル、たまご、ハム、ソーセージ、のり、鮭、納豆、味噌汁、豆腐、ヨーグルト、牛乳、サラダ、バナナなどがあります。
これらを5大栄養素の観点からバランスよくチョイスして食べるのが健康にいい朝ごはんとなります。
例として、和食の朝ごはんを考えてみましょう。
メニューが、ごはん、鮭、味噌汁、サラダとします。
ごはんが炭水化物。鮭がたんぱく質。味噌にはビタミンやカリウム。サラダではビタミンや食物繊維がとれます。
なので和食はなかなかバランスのとれた栄養のメニューといえます。
重要!朝ごはんの役割とは何か?
・一日の生活のリズムを作る。
人が朝目覚めたときは、身体や脳の働きが低下して、頭がぼーっとしています。
そうした状態を目覚めさせるのが、朝食です。
・活動するエネルギーを蓄える。
寝ている間に、脳は活発に活動しているため、朝起きたときには脳のエネルギーが足りません。
脳にエネルギーがいかないと、集中力が続かなかったり、だるいといった症状が出てきます。
・体のバイオリズムを整える。
朝ごはんを食べることで、ホルモンや酵素の分泌が促されて消化器官が活発になり、食後の排便を促します。
生活の上で決まった時間に排便をすることによって、体の毒素を外に出すことができて生体リズムが整います。
朝ごはんのメリットはなんでしょうか
・朝ごはんがエネルギー源となっていい結果が出る
昨晩の夜ご飯から朝ごはんを食べるまで、ずっと空腹の時間があります。
この空腹時間が大切で、今日初めてお腹に入れるものがとても重要になります。
特に運動や試験をするときに、朝ごはんは体や脳で使うエネルギーの源となります。
朝ごはんを食べた人と食べない人の成績を比べると、食べた人のほうが良い成績だったという調査結果が出ています。
・集中力が増す
仕事や勉強においても、朝ごはんを食べた人はブドウ糖の働きで、集中力が増すといわれています。
人はブドウ糖が不足すると、思考力が鈍ったり、イライラしたりして集中力が欠ける傾向があります。
・便が出る
一日のリズムにおいて、便が出ることは大切なことです。
しっかり出すことでダイエットにもなります。便を出す方法としては、朝起きたら一杯の水を飲むとか、温かい味噌汁を飲むことが効果的です。
食べたものが便となって出るのは、72時間以内といわれています。
一般的には前々日の夜の食事が今日の朝の便となって出てくることが多いようです。
朝に便を出すためには、前日の夜からのケアが必要で炭水化物の食物繊維をとることが重要です。
大根やニンジン、ごぼうなどや、生野菜などに食物繊維は多く含まれます。
朝ごはんのデメリットはなんでしょうか
・時間がかかる
朝は誰もが忙しい時間帯です。少しでも長く寝る時間を確保したいと考える人は多いですよね。
家を出るギリギリまで寝ていると、朝ごはんを食べるということが犠牲になるわけです。
朝ごはんには時間がかかります。
調理して、食べて、歯を磨いて、などとやっていたら30分くらいはすぐに経ってしまいます。
朝の30分はかなり貴重ですよね。朝ごはんを抜きたくなる気持ちもわかります。
・消化による眠気
ごはんを食べると眠くなります。食事をとって、消化に力を使うので眠気がくるのです。
昼休みに眠くなるのはこのためで、これは朝ごはんにもいえるわけです。
朝ごはんは太るのではないかといわれますが・・・
朝ごはんをしっかりとる人は、太りにくくなるといわれます。
エネルギー消費の効率もよくなり、健康的な体型維持に適していてダイエットになるといえます。
朝ごはんを抜いてしまうと満腹感が得られないため、お菓子などを間食してしまって、逆に太るということがあります。
朝ごはんは大事な食事です
朝ごはんを食べることで体と脳にエネルギーを補給できます。
体と脳をしっかりと目覚めさせることができるのです。
一日の生活のリズムを整えて、いきいきとした活動をするためのも朝ごはんはしっかり食べましょう。
以上が、まとめです。
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