文化の日とは?子どもに説明するために必要な知識と面白い雑学!

文化の日

文化の日

 

11月3日といえば、何の日でしょう?

 

そう、「文化の日」ですね。

 

この日にはハロウィンで疲れた体を休めたい、と思う人もいるのではないでしょうか。

 

それともこの日は全国各地でイベントがおこなわれるので、休んでる暇はない!という人のほうが多いかもしれませんね。

 

でも、どうして11月3日が祝日になっているんだろう、と思う人もいると思います。

 

そこで、ここでは文化の日の由来について、子どもにもわかりやすく解説したいと思います。

 

この記事は、

・11月3日が祝日になっている理由を知りたい人

・文化の日にはどんなことが行われるのか知りたい人

・子どもに文化の日を説明したい人

に宛てています。

 

この記事を読めば、文化の日について理解できて、子どもにも説明できると思います。

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文化の日とは、日本国憲法が公布された日だった!

 

文化の日は、昭和の日(4月29日)や山の日(8月11日)などと同じく、国民の祝日のひとつです。

 

カレンダーの数字が赤くなってる日ですね。11月3日も赤くなっていると思います。

 

文化の日は、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことが目的とされています。

 

この日は、文化祭や芸術祭などが行われることが多く、地域によっては号砲が鳴るところもあります。

 

私の地域では、毎年11月3日の朝、ご飯を食べているときに号砲がドン、ドンって鳴るんですよ。この号砲を聞くと、今日は何の日だっけ?そうだ、文化の日だ、ってわかるんです。

 

私は毎年号砲を聞いていたのでそれが普通と思っていたのですが、号砲は鳴らない地域もあるんですね。

 

では、その文化の日はいつできたのでしょうか。

 

文化の日の成り立ち

 

文化の日は、日本国憲法がきっかけとなりました。

 

なぜその日が文化の日になったかといいますと、1946年(昭和21年)の11月3日は日本国憲法が公布された日だったのです。

 

公布とは、一般国民に広く知らせることをいいます。

 

つまり日本国憲法がこのように決まりましたと、国民に知らせたのが、11月3日だったわけです。

 

憲法の公布の半年後の昭和22年5月3日にその施行が始まりました

 

施行というのは、法令の効力が発生することをいいます。

 

憲法においては、公布日と施行日とでは日付が半年ずれているのです。

 

この日本国憲法の公布日と施行日の両方とも国民の祝日になりました。

公布日の11月3日は文化の日に、施行日の5月3日は憲法記念日にと定められたのです。

 

でも考えてみると、憲法が施行された日が憲法記念日という名前になるのはわかりますが、公布日がなぜ「文化の日」という名前になったのか?疑問に思いますよね。

 

それはどうしてなのでしょうか。

 

文化の日という名前の由来

 

それは、日本国憲法では次のことが考えられていたからなのです。

 

・日本国憲法には平和主義という基本原理があるということ

・第25条により国民には文化的な生活を送る権利があるということ

 

つまり憲法は、平和と文化を重視している、ということなのです。

 

この意味で、文化の日という名前になったのです。

 

では、文化の日ができる前はどうなっていたのでしょう。

 

詳しい知識!文化の日ができる前は何の日?

 

1948年の11月3日が文化の日となりましたが、実は11月3日は1948年以前から祝日だったのです。

 

その日は「明治節(めいじせつ)」と呼ばれていました。

 

この日というのは、明治天皇のお誕生日だったのです。

 

つまり、天皇誕生日が、このときは11月3日だったのです。

 

これで、「文化の日」と「明治節」について、おわかりいただけたかと思います。

 

では、実際に文化の日に行われていることはどんなことなのでしょうか。

 

文化の日には特別なこと行われることになっている!

 

文化祭に行われることはたくさんあります。国で行なうものや市や町でおこなうもの、一般企業がおこなうものなど、さまざまです。

 

文化勲章の授与が行われる

毎年皇居で、天皇から文化勲章が授与されます。

 

文化勲章は、日本の勲章のひとつで、文化の発展にとても大きな貢献をした人に授与されるもので、とても名誉なことなのです。

 

イベントでは学園祭が盛ん

また一般のイベントでは、文化の日前後の期間は多くの大学で学園祭が行われます。

 

学園祭は基本的に子どもからお年寄りまで、誰でも参加できます。行きたい大学がある生徒は、その学校の雰囲気を味わえるいい機会だと思いますよ。

 

また、学園祭には有名芸能人やお笑いタレントが出演するところがありますよ!

 

私が学生だったときは、有名な声優さんが(名前は忘れてしまいましたが)来てくれました。

 

私の友人たちは大ファンだったらしく、夢中になって見に行っていました。

 

美術館などは無料になるところも

美術館や博物館、資料館、科学館、プラネタリウムなどは、入館料が無料になるところがあります。

 

近くにこのようなところがあればチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

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話のネタになる!11月3日の面白い雑学!

 

では、この日に関する雑学にはどんなものがあるでしょうか。

 

11月3日は、みんなの好きな「まんがの日」でもあります。日本漫画家協会と出版社5社によって制定されました。

 

11月3日はマンガ家の手塚治虫氏の誕生日でもあるのです。

 

なので文化の日にはマンガをじっくりと読みこむのもいいですよね。

 

マンガは日本の立派な文化のひとつですからね。

 

まとめ

 

文化の日のこれまでの流れをざっくりとまとめると、

 

・11月3日は以前は明治節だった

・その後日本国憲法の公布によって、その日が文化の日となった

・そして今ではいろんな場所でイベントが行われている

 

これであなたも、文化の日には何かをしたくなったのではないですか?

 

以上が、まとめとなります。

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

 

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