ギネス世界記録というのは誰もが聞いたことのある記録だと思います。
よく見るのが、「ホットドッグをどれくらい食べられたか」とか「大人数の大縄跳びで何回跳べたか」などですよね。
ギネスの記録は、スポーツの記録だけでなく日常ですることの記録も多いんですよね。
そうした記録のほとんどは、それに何の意味があるのかわからないとてもくだらない記録なんですけど、なんか気になってしまうんですよね。
そこでここでは、そのギネス世界記録についてまとめたいと思います。
この記事は、
・ギネス記録にはどんなものがあるのか気になる人
・実際にギネス世界記録にチャレンジしたい人
・ギネス記録挑戦の申請の仕方が知りたい人
に宛てています。
これを読めば、あなたもギネス記録のチャレンジの仕方がよくわかると思います。
もし自分にもできそうな記録があったら、世界記録に挑戦してみるのもいいかもしれませんよ!
5分でわかる!ギネスに挑戦する正式なやり方!
ギネス世界記録には厳格なルールががあります。
たとえあなたが、「早食いでラーメンを10杯食べられる」といっても、それだけでは記録とは認められません。
具体的にそのラーメンはどんなラーメンか、具材は?麺は?といったことから、スープは飲むのか飲まないのか、時間は何分かなどを明確に定めないとその競技での世界一とは認められないのです。
またギネス記録では、挑戦者本人の命を危険にさらすことや、挑戦者以外の人が挑戦するに値しないと判断されることは、記録の認定はおこなわれません。
ですので上記のラーメンの早食いも、体に害を及ぼす危険があると判断されて記録の認定ができない可能性があるのです。
なのでギネス記録は、ちゃんと認定がおこなわれるものを選ばなければならないのです。
ギネス記の認定にあたっては、具体的に次のことを考えなければなりません。
・計測は可能か。
・証明は可能か。
・標準化可能か。
・記録更新は可能か。
これらはつまり、その記録が数値化できるかということです。
具体的に何個、何回、あるいは何秒といった数や数字として表せるものでないと、第三者によって測定ができないんですね。
そしてその記録は、他の挑戦者によって破ることができるものでないとダメなんです。
ほかの人ができないような特殊な条件のもとでの記録は認められないんですね。
あくまでもギネス記録は計測された記録ですから、いつかは破られるものなんですね。
ギネス記録への挑戦の難易度を5つ星で評価します!
ここではギネス記録への挑戦の難易度を私なりに★5つで評価してみました。
★の数が少ないほど簡単で、多いほど難しい挑戦というように評価しています。
ギネス記録に挑戦する際には、ぜひ参考にしてくださいね。
※ この評価は私個人の考えに基づくものです。
コカ・コーラを爆発させる(団体)
難易度:★
これは、濡れないようにカッパを着てコーラを勢いよく開けて中身をぶちまけるというものです。
コーラを爆発させる方法はいくつかあると思いますが、よく動画ではメントスやドライアイスを入れたりしてますよね。
コーラにメントスを入れるだけなのでやり方は簡単です。
このコーラ爆発の記録はベルギーの学生1500人によって作られました。1500人集めることさえできれば記録達成の確率は高いと思います。
日本の大学でも学生の数が多い日本大学(約6.7万人)や早稲田大学(約4万人)、立命館大学(約3万人)などで同じことをおこなえば、記録達成は可能でしょう。
同時に歯磨きする人数(団体)
難易度:★★
この記録はやること自体は簡単ですが、問題はその人数です。フィリピンでは10800人で記録を作ったそうです。
万単位の人を集めるとなると先ほどの大学以外には、コンサート会場、スポーツのスタジアム、マラソン大会などがありますね。
このような場所で記録に挑戦できれば成功するのではないでしょうか。
よろいを身にまとったサムライの数(団体)
難易度:★★★
この挑戦は山梨県甲府市の信玄公祭りでおこなわれました。よろいをまとった武者約1500人が挑戦し、そのうち正式に認定されたのは1061名でした。
この記録でもったいないのは、全参加者のうち、約70%の人しか認定されなかったということです。
なので、失格者を出さないように事前にチェックして同じ挑戦をすれば、記録の更新はできるでしょう。
甲府市のみなさんには、ぜひもう一度記録を達成してほしいですね。
スプーンを体にくっつける(個人)
難易度:★★★★
これは体にスプーンをくっつけるという挑戦です。
簡単そうなんですけど、意外に難しいんです。スプーンを体にくっつけるとき、肩に乗せたりするのはたぶんダメなんですよ。
個人の記録で当時の記録は50個でした。この記録達成には挑戦者の体質が必要ですね。
できそうな人はチャレンジしてみては?
フライパンを曲げる(個人)
難易度:★★★★★
これは男性で、フライパンを6.30秒で曲げたという記録があります。
この記録は、怪力自慢の人ならできるかもしれませんね。
この記録は女性ならもっとタイムは遅くなります。
風船ガムをふくらます(個人)
難易度:★★★★★
ガムをふくらますことができる人は多いですよね。直径53cm以上ふくらませることができればギネス記録達成できますよ。
この記録は難易度がすごく高いです。
直径53cmってどれくらい?って思いますよね。サッカーボールくらい?いえいえ、サッカーボールは直径20㎝くらいしかありませんよ。
直径53cmだと家庭用のパラボラアンテナの大きさですね。
パラボラアンテナは45~60cmなので、このくらいふくらませることができれば記録達成ですね。
ギネス記録挑戦に欠かせない申請の仕方とは?
個人で挑戦する場合
ギネス記録に個人で挑戦したいときは、申請の仕方が2通りあります。
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そのひとつは「個人申請 無料サービス」です。
この無料サービスは誰でも申請することができて、審議を受けることができるのです。
しかしギネス記録は世界中から毎年約4万件の申請があるそうで、審議にとても時間がかかるんですね。
なのでこの無料申請の場合は、返答に約3ヶ月もかかってしまうんです。
そして申請のもう一つの方法が、「個人申請 優先サービス」なんです。
こちらの優先サービスは、約10営業日に返答がくることになっています。
しかしこの優先サービスは有料で、7万円がかかってしまいます。
つまり7万円出せば申請を優先的にしてくれる、ということですね。
ただこれらの申請は、審査をおこなってもらうためのもので、審査結果とは一切関係ないことですから注意してください。
7万円出して申請してもらっても審査の結果、認定できずに申請が却下されることもあります。その場合でも7万円は戻ってこないので注意しましょう。
団体(大人数)で挑戦する場合
よくテレビで見かけるのは大人数でギネスにチャレンジする企画ですよね。
2017年の年末の紅白歌合戦でもけん玉によるギネス記録への挑戦がありました。
この団体でのギネス記録申請は、個人のときと大きく違うので注意してください。
大人数の法人・組織などの団体でギネス記録に挑戦する場合は、ギネスのコンサルティングチームがサポートしてくれることになっています。
実際にどんな方法で、どれくらいの規模のギネス記録にチャレンジするのかといったことや、記録作りの場の設定の方法などを、全面的にサポートしていただけるのです。
ギネスのコンサルティングチームが手助けしてくれることは、とても心強いですよね。
また団体で申請する場合は、個人申請と違って3カ月も待つ必要がなく申請をおこなってもらえます。
こちらの価格はコンサルティングと申請合わせて、30万円となっています。
ただしこちらの申請も個人申請と同様、審査結果、挑戦ができなかったとしても30万円は戻ってきませんので注意してください。
参考サイト:ギネス世界記録公式サイト
ギネス記録で簡単そうな挑戦はあるのか?
一般にギネス記録で難しいのは、個人記録です。
個人でギネス記録に申請する人は、その特技に自信があって得意としていることだからです。
さらに個人で記録を持っている人は、記録をほかの人に抜かれないように自分の記録を更新しようとするので、どんな個人記録もレベルが高いです。
ギネス挑戦では大人数での記録を狙え!
ですので、ギネスの挑戦で狙うのは大人数で記録を作ることです。
個人の記録はレベルが高いといいましたが、逆を言えば人数が増えるに従って、記録を作る難易度は下がっていくということです。
人数が増えれば増えるほど、ギネス記録を作りやすくなっていきます。
なのでギネス記録では大人数での記録を狙いましょう。
まとめ
今回はギネス世界記録についてまとめてみました。
ここで紹介した記録や情報は更新されていたり変更している場合がありますので注意してください。
どんなことでも記録を作ることは楽しいですし、まして世界記録だったらなおさらですよね。
あなたも興味があったらチャレンジしてみてくださいね!