いつもテレビをつけるとニュース番組やっていますよね。
そしてニュースの終わりに、だいたい天気予報があります。
いつも何気なく見ている天気予報ですが、いつごろから始まったのでしょうか。
一番最初の天気予報はとても曖昧だった?!
1884年6月1日に初めて天気予報が発表されて、この年に「気象記念日」と制定されました。
このときの天気予報は、「全国一般風の向きは定まりなし、天気は変り易し、但し雨天勝ち」というものでした。
これはつまり、「全国で風の向きは定まっておらず、変わりやすい天気で、雨が降りやすい」という、実に曖昧なものだったそうです。
ここまで進化した天気予報の技術
予報の精度を上げるためには、いかにたくさんのデータを取るか、ということにつきます。
たくさんの地点で何日もの雨量、気温、気圧の変化などのデータを積み上げ、いかに最新のデータを集めるかがポイントになります。
いままさに起きている天候のデータが大事なわけです。
将来は人に代わってAI(人工知能)が天気を予測する!
これからは、ビッグデータの活用やAI(人工知能)の発達で、どんどん天気予報の精度は上がっていくことが期待されます。
ただそうなると、人間の出番が減ってしまうのです。
お天気お姉さんなどの気象予報士も人間ですから、間違った判断をすることがありうるわけです。
知識の量でいっても、膨大な量のデータを取ることのできるAIには、人間の脳ではかなわないのです。
しかし人間には、AIにはない第六感というものがあります。
少し科学的ではないかもしれませんが、その人がそのときに感じた勘や、似たような経験からコンピュータでははじき出せない予測ができる可能性もあるんです。
いままで、たくさんの天気に関する経験則というものが考えられました。
そのいくつかをご紹介します。
天気に関する経験則とは?
・アリが行列を作ったら雨
これは今から雨が降るから、濡れないようにアリたちが卵を運んでいる、といわれています。
・つばめが低く飛んだら雨
これは、つばめのエサとなる昆虫が、湿気によって低く飛ぶからだといわれていますね。
・朝霧は晴れ
これは、放射冷却によって、地面が冷やされて霧が立ち込めますが、その後日光によって消える、といわれるからですね。
これからの天気予報は100%も夢ではない?!
天気予報は今では、5年前と比べてもはるかに精度が上がっています。
予測できる期間も、1週間先のものや、3ヶ月先の予報もできています。
今後は分単位での予測もできるはずです。
100%当たる天気予報ができるのは、そう遠くない未来かもしれませんね!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!