あなたは簡易トイレを使ったことがありますか?
普段トイレを使うときって水で流すことが当たり前になっていますけど、災害などの非常時には水を使えないこともありますよね。
そこでここでは簡易トイレの使い方や、いざというときのトイレの作り方まどをまとめてみました。
この記事は、
・簡易トイレをよく知らない人
・防災をしっかりとしたい人
・非常時のために簡易トイレを知っておきたい人
に宛てています。
これを読めば、簡易トイレの使い方がわかって、非常時にしっかりと備えることができます。
現在は大変便利な世の中になっていますが、それを当たり前に思わないためにも簡易トイレを経験することは大事だと思いますよ。
私が使った簡易トイレのおすすめはコレ!
この簡易トイレは、バラバラのダンボールを組み立てて袋をかぶせ、プラスチックのフタを取り付けます。
組み立ては簡単で、ダンボールの四隅を固定するだけですので、トイレを作るのは5分もあればできてしまいます。
ダンボール程度のもので耐久性は大丈夫なの?って思うかもしれませんが、意外に作りは丈夫に出来ていて、重さは100kgまで耐えられるようになっています。
汚物を入れる袋以外にこの付属品として、汚物を固めて脱臭する凝固剤や目隠しになるポンチョがあるんです。
基本的に、災害時に使う状況を想定したトイレとなっているのでトイレの作り方も使い方も非常にシンプルにできているんです。
これで値段は3,000円ほどです。
私はホームセンターで買ったのですが、これは防災用品のひとつとして売られていました。
私が簡易トイレが使った場所は?
私がこの簡易トイレを使った場所は自宅の倉庫です。
トイレ工事をする業者さんの邪魔にならないような場所ですぐに行ける場所は、倉庫が一番適していました。
倉庫の中で新聞紙の上に簡易トイレを設置してトイレットペーパーと手拭きと付属の凝固剤を手元に置いておきました。
トイレ工事をしたのが冬だったのですが、倉庫には暖房機材がなかったのでかなり寒かったですけどね。
工事の3日間はあっという間でした。付属品の袋と凝固剤はどちらも半分ほどしか使いませんでしたね。
実際に簡易トイレを使ってみた私の感想
私がこの簡易トイレを使ってみた感想は、意外に使いやすく大満足でした。
なんといっても設置・撤去が楽なところがいいですね。
そして使い終わった後も、中身の袋だけを取り替えれば何度でも使用可能なんです。
袋も凝固剤もまだ予備が残っていますし、この簡易トイレには別売りの袋と凝固剤もあるんですよ。
私はこの簡易トイレが気に入ったので、こちらのトイレ非常用袋も購入して、災害用に備えることにしました。
結果的には、災害が起こったときの予行演習ができたような形になったので、今回の簡易トイレの体験はとてもためになりました。
簡易トイレを使うきっかけは?
そもそも簡易トイレって必要なの?と思うかもしれませんね。
自宅にトイレがあるし、今の時代どこに行ったってトイレはありますからね。
では私の簡易トイレを使うきっかけは何だったかといいますと、トイレ工事があったからです。
自宅のトイレを新しいものに取り換えて、トイレの部屋自体を新しくリフォームしたんですね。
私の家のトイレはいままでずっと洋式だったんですけど、ウォシュレットなし、換気扇なしの状態だったんです。
今の日本ではウォシュレットの普及率は64.1%!
最近テレビで、外国人の家に日本のウォシュレットを取り付けるという番組を見たんですね。
日本に住んでる外国人が、自分の故郷の国にウォシュレットを持っていって、日本のウォシュレットの良さを体験してもらうという番組です。
そこで、日本にはウォシュレットという素晴らしいものがあるって、外国の人はみんな感動するんですよね。
それを見て、「今の日本はウォシュレットって普通なのかな~」と思ったんです。
今までウォシュレットを使ってなかった私は、今の日本のウォシュレットの普及率がどれくらいなのか気になったんですね。
そこで総務省の平成26年の全国消費実態調査を調べてみると、温水洗浄便座(ウォシュレット)の普及率は、全国で64.1%だったんです。
いまでは半数以上の世帯でウォシュレットが使われていたんですね。
その事実を知ったことでわが家にもウォシュレットを付けたくなって、トイレ工事を決めたわけです。
トイレ工事中はトイレが使えない!
トイレ工事の前に業者さんにいわれたのですが、トイレ工事中は水を止めて便座を取り外すので、その間はトイレが使えないとのことでした。
工事をしていない夜や早朝はトイレを使えるようにしてくれたんですが、工事中はどこか別の場所に行くか、我慢する必要があったんですね。
我慢するというのは限度がありますからね。
トイレの工事には3日ほどかかるといわれたので、何か対策をうつ必要がありました。
はじめはこの時、簡易トイレを使うっていう発想はなかったんです。
考えたトイレ対策は、
・工事現場用の仮設トイレをレンタルする
・どこか別の場所のトイレを借りる
この2点です。
仮設トイレのレンタルには1泊15,000円かかる
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まず考えたのが仮設トイレです。
よく野外のイベントなんかで設置されていますよね。
あの仮設トイレって、個人でもレンタルできるんですよ。
よく新居を構えるときに、建築中の作業員用のトイレとして仮設トイレを使うこともありますよね。
この仮設トイレのレンタルって結構大変なんですよ。
使用するレンタル代のほかに、トイレを運ぶ代金や設置費、使い終わった後の撤去費などがかかるんです。
だいたい仮設トイレの設置・撤去代が8,000円ほどかかります。
そして仮設トイレのレンタル代は1泊15,000円ほどかかります。
私の場合ですと、工事は3日かかるので、45,000円となります。
この代金に設置・撤去費を加えて、しめて53,000円もかかってしまうのです。
これを家族と相談すると、全員一致で「再考すべき」との結論に至りました。
この仮設トイレを諦めたことが、後の簡易トイレの購入の決め手となります。
トイレを借りられる場所はたくさんある
そして「工事中のトイレどうする問題」のもう一つの対策が、どこか別の場所のトイレを借りるということでしたね。
トイレを借りられそうな場所は、
・公衆トイレ
・近くのコンビニ
・スーパーマーケット
・ファミリーレストラン
・図書館
・近所の家
などです。
トイレを使わせてくれそうな場所って、結構多いのですよね。
このほかにも、私の祖母はデイサービスのトイレを使用しました。
またこの中では、近くにあるコンビニやスーパーのトイレは最大限に利用したいところです。
ただ、コンビニやスーパーで何も買わずにトイレだけ借りるのはマナーとしてどうかなと思いました。
お店のトイレは、あくまでもそのお店を利用する人のために設置されているものですからね。
また図書館はかなりいい場所ですね。トイレを使っても迷惑にはならなそうですからね。
ただ図書館は家から遠いというところが難点でした。
ということで結局、買い物に行ったときにスーパーでトイレを借りることにしました。
私が出会った簡易トイレとは
この時ネットを検索していて、「簡易トイレ」というものを見つけました。
簡易トイレとは、災害時にトイレが使えなくなったときのための非常用のトイレだったんです。
私は「簡易トイレは使えるかも」と思い、調べてみることにしました。
すると、調べるまでもなくパッケージに「レジャーに、災害時に、工事現場に」と書いてあるではないですか!
簡易トイレは、まさに私のようにトイレ工事をする人には最適なものだったんです。
この簡易トイレとの出会いが、私が簡易トイレを購入したきっかけですね。
まとめ
今回は簡易トイレについてまとめてみました。
私は今回は簡易トイレをトイレ工事の対策として使いましたが、今後は防災用品として活用したいと思います。
みなさんも簡易トイレを持っていなければ、ひとつ購入してみてはいかがですか?
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