マルゲリータはピザの中で一番シンプルで美味しいと思います。
使っている具材はあまり無いように見えるのですが、何か美味しさのひみつがあるのでしょうか。
そもそもマルゲリータとはどんな意味なのでしょうか。
疑問はいくつかあるのですが、今回はマルゲリータの名前の由来について書きたいと思います。
マルゲリータとは?その特徴の詳しい説明!
マルゲリータは、トマトソースと、モッツァレラチーズと、バジリコを使ったピザになります。
トマトソースはイタリアでよく使われるソースのひとつで、ピザ以外にもさまざまなパスタに使われています。
これらの具材の色は、イタリアの国旗を連想します。
イタリア国旗
イタリアの国旗は緑、白、赤の三色からなっています。一般的には、緑は国土、白は平和、赤は情熱を表しています。
マルゲリータのピザも3色使っていて、これらの色が、緑がバジリコ、白がモッツァレラチーズ、赤がトマトソースとなっています。
日本の国旗からは日の丸弁当を連想しますが、イタリアの国旗ではピザを連想するというわけです。
ではマルゲリータの名前の由来は何でしょうか。
マルゲリータの名前の由来
マルゲリータとはイタリア王妃の名前なんです。
その人の名前は、マルゲリータ・デ・サボイア・ジェノバといいます。
なぜこの人の名前がついたかというと、話は19世紀まで遡ります。
そのころ、イタリアをサボイ家が統一します。
そしてイタリア王国の第2代国王となったのがウンベルト1世です。
その王妃となっていたのがマルゲリータでした。
そして彼女がナポリを訪れたときに、その有名料理であるピザを食べました。
それでその味が気に入って、ピザに自分の名前をつけた、という話なんです。
ピザのあまりの美味しさに驚いたんでしょうね。
日本でも宅配ピザが流行りました。
まだピザを知らなかった日本人はピザの美味しさに衝撃を受けたと思います。
それと同じように、マルゲリータも衝撃を受けたんでしょうね。
マルゲリータがピザを食べたのはいまから100年以上前の話ですが、ピザの美味しさに驚くマルゲリータの顔が思い浮かびますね。
ピザは南イタリアの都市のナポリで生まれました
ナポリは古くから小麦の産地であったため、パンやピザ生地を作りやすい土地柄だったと思われます。
ちなみに、ナポリは夜景がきれいなところで、世界三大夜景のひとつになっています。香港、函館、ナポリが世界三大夜景です。
美しい夜景を見ながらピザを食べるというのもいいですよね!
そのナポリのピザのひとつが、マルゲリータです。
マルゲリータってどんなピザだったっけ?と思う人もいると思いますので詳しく書きます。
ではマルゲリータとはどんなものでしょうか
ピザ屋さんに必ずある、もっとも安くてシンプルなメニューがマルゲリータです。
このマルゲリータか美味しいかどうかで、その店の評価が決まるといってもいいくらいです。
たくさん具材が乗ったピザが好きな人にとっては、マルゲリータは少し物足りなく感じてしまうかもしれません。
マルゲリータの正式な名前はイタリア語で、「pizza Margherita」といい、日本語では「ピッツァ・マルゲリータ」が本来のいい方になります。
「マルゲリータ」というのは省略形だったのですね。
マルゲリータとマルガリータの違い
マルゲリータと似た言葉に、マルガリータというものがあります。
文字をよく見ると、「ゲ」と「ガ」が違いますよね。
ではこの2つの違いは何なのでしょうか。
このマルガリータ、実はカクテルの名前だったんです。お酒ですね。
モスコミュールとかスクリュードライバーとかカクテルには名前がついていますよね。その一種です。
ピザと一緒にお酒をたのむときは注意してくださいね。
ピザの国イタリアではひとり1枚が普通!?
ピザというとイタリアでよく食べられているイメージがありますよね。
日本でピザを食べるときは1枚のピザを2~3人で食べることが多いですよね。
私が家族でピザを食べに行くときは、1枚を4人で食べています。
けれどもイタリアでは1人で1枚食べることが多いようです。
イタリアのピザは、日本のようにピザ生地がそんなに厚くないので重たくないのだと思います。
ピザの値段も日本とは全然違って、日本では1枚1,500円ぐらいしますが、本場のイタリアでは、500~600円で食べられます。
日本の半値以下ですね。
イタリアと日本の一番の違いは、ピザ店の数だと思います。
イタリアのピザ店は店内で食べるところからテイクアウトのところもあって、種類も豊富です。
マルゲリータはいつ食べても美味しい
私も初めてピザを食べたときには驚きました。
いろんな味のピザを食べましたが、やっぱり好きなのはマルゲリータですね。
マルゲリータの由来を書いているうちに、私もピザが食べたくなってしまいました。
あなたも食べたくなったのではないですか?
いまなら1枚くらい、ペロッと食べちゃいそうな気分です!
以上が、まとめとなります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
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