みなさんは普段お風呂に入っていますか?
多く人は毎日一回はお風呂に入っていると思います。
お風呂は、私が入院しているときでも入れてもらえました
。お風呂は高齢者や入院患者にとっても大事なものなのです。
ここでは、そのお風呂の効能と危険性について書きたいと思います。
お風呂の役割や効能はどんなものでしょうか
そもそもお風呂って
日本には昔から温泉がたくさんあったため、入浴は身近なものでした。
江戸時代になって銭湯が登場しました。
このころのお風呂は蒸気を浴びるサウナのようなものでした。
湯に浸かるようになったのは今から400年ほど前からです。
湯舟には木の桶が使われて、一人ずつ入れる入れるようになりました。
また、このころ桶の底の釜で湯を沸かす「五右衛門風呂」も普及しました。
明治時代になって、大きな湯舟や洗い場などができて、お風呂の様式が大きく変わりました。
そして戦後になって、電気やガスを利用したお風呂ができるようになりました。
ケガの確認
お風呂に入るときに裸になることで、自分の身体のどこかに傷がないかを確認することができます。
傷があっても痛みがない場合もあるので、目視による確認は大事なことなんです。
例えば、
「この傷はあの時に転んだときのものだな」
などと思いだすことで、今後はその場所で注意力が高まります。
リラックスの効果
お風呂では体が軽くなって湯舟に浮いているような感覚になります。
また、湯舟では体の力が抜けて筋肉がほぐされるため、リラックスを感じることができます。
体を温める
お風呂に入ると、温熱作用によって体が温まります。
これによって、体内の老廃物を外に出す効果が高まります。
アイデアが浮かぶ
お風呂はほとんど何も考えずに湯舟に浸かってぼーっとしていることが多いと思います。
このリラックスの状態が、良いアイデアを出すのにとてもよい状態なんです。
ただ、ここで思いついたアイデアはとても忘れやすいものです。
忘れないうちにメモを取るようにしたいですね。
お風呂のおすすめの入り方とは?
温度に適した時間があります
お風呂の温度にもよりますが、38~39度のお湯に15分ほど入るのが最適な入浴時間といわれています。
あまり長く入っていると、肌の保湿が奪われて乾燥してしまうので注意が必要です。
一番風呂は体に良くない?
一番風呂とは、まだ誰も入っていないいちばん最初のお湯、という意味です。
「最初に入るきれいなお湯だから気分もいい」
と思っている人は、注意が必要です。
実は、この一番風呂は体にあまりよくありません。
一番風呂には不純物が少なく、塩素が多いため、肌への刺激が強すぎるのです。
刺激が強いと、肌の潤いがなくなったり、疲れやすくなったりするんです。
入浴剤の効果
上記の一番風呂の対処法が入浴剤を入れることなんです。
入浴剤にはミネラルなどが入っているため、肌を刺激から守ることができるんです。
また、入浴剤によって温泉気分を味わえます。
入浴剤に含まれる成分、香りなどは種類が豊富で、その日の気分によって使い分けができます。
また、入浴剤の色もたくさんあります。
温泉地の色であったり、鮮やかな花の色だったりして、飽きることがありません。
簡単な方法なので、一番風呂に入る際はぜひ使ってみてください。
お風呂の注意点
お風呂のガス代
浴槽1杯分のガス代は70円です。(ガス事業便覧より)
これはあくまで浴槽1杯分なので、お湯を足したりシャワーを使ったりするともっと増えます。
お風呂では温度差が危険
お風呂には危険もあります。
なかには命に関わることもあるので注意が必要です。
特に高齢者は温度差に注意が必要です。
脱衣所と浴槽の温度差に注意してください。
服を脱いで寒い脱衣所から、急に熱い浴槽に入ると、急激な血圧変化によって脳に血液が送られなくなって、倒れてしまうこともあります。
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こんなお風呂があったらおもしろい
ロボットが背中を流してくれる
これはいつか実現しそうです。
将来、ロボットと一緒にお風呂に入る時代も来るのでしょうか。
背中を流してもらうときに、悩みを相談したり、グチをこぼしてみたりすることもできるようになるかもしれませんね。
鼻歌をAIが聞いて、その曲を流してくれる
これはすぐにでもできそうですね。
今の技術でもAIに曲名をいえば、その曲を聴くことはできるので、鼻歌からその曲を探すことはそんなに難しいことではないように思います。
浴室が石鹸でできている
浴室で座る椅子も、湯舟もすべて石鹸で作ります。
石鹸が大量に必要ですが、できそうなことです。
これでいたるところにある石鹸を、思う存分使うことができます。
お風呂に入ることはこれからも続けていきたい
お風呂は現代の生活の中で欠かせないものです。
ただ単に汚れを落とすだけでなく、体にいい効能がたくさんあります。
これは高齢者や体が不自由な人にもいえます。
そのような人こそ積極的にお風呂に入るようにしたほうがいいと思っています。
お風呂に入ることで、複雑な動きができてリハビリになるし、関節も曲がりやすくなります。
毎日お風呂の中で手足の曲げ伸ばしをくり返すことで、徐々に体の可動域が増えると思います。
今後もお風呂に入ることを続けていきたいと思います。