最近はコンビニでもスーパーでも、たくさんの種類のお菓子を買うことができるようになりました。
昔は近所に駄菓子屋があって、友だちと遊ぶたまり場みたいになっていましたよね。
でも最近駄菓子屋が減ったように感じませんか。
そして近頃、ポテトチップスが店頭から消えるということが話題になりましたよね。
人気のお菓子がどうして消えることになったのか、駄菓子も含めて考えてみたいと思います。
人気のお菓子が消える理由はずばりこの4つ!
・売り上げの低下
これがいちばん大きな理由でしょう。メーカーは売り上げがなければ、作り続けることはできないのです。
売り上げを増やすために、商品の価格を上げたり、内容量を減らしたりして、利益を出そうとしているのです。
・原材料が確保できない
商品を作ろうとしても、原材料がないと作ることはできません。
大きな自然災害や不慮の事故などで生産がストップしてしまいますと、在庫がなくなればお店から商品が消えることになってしまいます。
・健康志向・ダイエットの流行
これは消費者の問題ですね。メーカーがどんなに安くて良いものを作っても、消費者がそれを選ばなければ売り上げにはならないのです。
いまでは糖質制限やカロリーオフなどが話題となっていて、お菓子にとっては分が悪いようです。
・少子化
これも現代の深刻な問題ですね。現在の小学生の数はかなり減少しています。
いままで、小さな子どもたちをターゲットにできた商品が売れなくなってしまったのです。
今と昔の駄菓子屋の違いとは?
でもいつの間にか駄菓子屋は消えてしまいました。
でも駄菓子そのものが消えたわけではなくて、買える場所と買い方が変わったのです。
駄菓子は街中の本屋さんでも売ってることもありますよね。
駄菓子屋は場所を変えて生き続けています。
また、買い方としては
1.コンビニやスーパーのレジ前
2.ネット販売(セットで大量販売)
3.お菓子(駄菓子)専門店
が多いと思います。
1については誰もが気付きますよね。レジで並んでいるときに何気なく見て、つい買ってしまうあれですね。
2はまさに今の時代ですね。でもネットの場合は10円の駄菓子を1つだけ購入するのは難しそうです。
3は店舗数はそんなに多くはありませんが、ここに行けばまだ見たことのない、魅力的なお菓子に出会えると思います。
ちなみに、駄菓子とお菓子ってどう違うのでしょうか。
だいたいな意味では駄菓子はお菓子に含まれますが、お菓子は贈答用のような高級なものや、スイーツなども含むことがあるため、意味が広いです。
普通の小学生のような子どもたちが食べるお菓子を考えますと、値段はお菓子のほうが2~10倍は高いです。
100円のお菓子1個に対して、駄菓子は10円のものを10個買えます。お得かどうかは別ですが。
以下に、お菓子(駄菓子)のいいところと悪いところをまとめてみました。
お菓子(駄菓子)のいいところ!6選
・空腹を満たしてくれる
お菓子を食べることで少し空腹が満たされます。
ただこれは腹持ちがいいというものではなくて、一時的なものです。
・安くて種類が豊富
これがいちばんの魅力かと思います。
10円で買えるものは今でもたくさんありますし、昔売っていた5円のお菓子もまだ残っているかもしれません。
種類も本当にたくさんあって、ここでは紹介しきれませんが、甘いもの、しょっぱいもの、珍味類など、自分の好みのお菓子を確実に見つけることができます。
・人とコミュニケーションがとれる
小学生などの子どもたちの遠足にお菓子は欠かせません。
大人でも旅行やイベントの際にはお菓子を食べることがあると思います。
みんなであれこれおしゃべりして、会話に花を咲かせることができます。
・どこでも食べられる
お菓子は場所を選びません。持ち運びが容易です。
飲食禁止の場所はダメですが、それ以外は基本的にどこでもOKです。
・食べきれるサイズ
だいたいお菓子は袋入りになっているので、食べ残しをすることはないと思います。
・欲しい商品が手に入る
お店の商品はほとんどが品数が豊富なので、売り切れることはめったにないと思います。
お菓子(駄菓子)の悪いところ!5選
・内容量が少ない
これはほとんどのお菓子にいえることです。だいたいが小さいもので、駄菓子の内容量は数グラムです。
・栄養がかたよる
栄養価は低いです。珍味系などは酸っぱくて味の濃いものなので、食べすぎには注意が必要です。
・虫歯になる
お菓子にはチョコレートを使ったものや、口の中に残りやすいものがたくさんあります。
歯磨きは忘れずに。
・たくさんゴミが出る
お菓子を食べ終わったあと、入っていた袋はゴミとなります。
駄菓子の場合、内容物よりもこのゴミのほうが多いですね。
・余計なものまで買ってしまう
レジ前に置いてある商品、つい買ってしまいますよね。
安いから1個くらいいいや、という気持ちに誰もがなるのです。
みなさんはどんなときにお菓子を食べますか
どういうときにお菓子を食べてきたでしょうか。
だいたいは自宅でくつろいでいるときだと思います。
食後や3時のおやつとしてなどですね。テレビを見ながら食べる人も多いと思います。
スポーツやウォーキングをしたあとに食べる人も多いでしょう。
汗をかいたあとは何でもおいしく感じますからね。
また、旅行、遠足のバスの中や外出先で食べることもあるでしょう。
みんなで持ち寄って分け合ったりしますね。
お菓子はずっと消えないでほしい
いつものようにポテトチップスを買いに行って商品棚を見たとき、
「あれ?なくなってる・・・」
ということがあります。
また入荷すればいいのですが、もう存在していないこともあります。
ずっと付き合ってきた恋人といきなり別れた感じがしますよね。どうしてフラれてしまったのか・・・
これから生き残るお菓子は付加価値で勝負
今後もたくさん魅力的なお菓子が出てくると思います。
お菓子の箱や袋には当たりはずれのくじのついたものや、占いがかいてあるもの、豆知識など、結構楽しめるように作られているのです。
そのような付加価値をすぐに捨ててしまうのはすごくもったいないと思います。
これからのお菓子はその付加価値も含めて、どう進化していくのか、楽しみですね!
■お菓子に関して以下の記事でまとめています。