2018ワールドカップ(W杯)1次リーグ第3戦目はポーランド戦です。
ポーランドと聞いても、サッカーに詳しくない人はどれくらい強いのかわからないと思います。
2018年1月のFIFAランキングではポーランドは7位です。
日本のFIFAランキングは56位ですから、かなり格上のチームになります。
そこでここでは、そのポーランドについてどんな国なのかまとめてみたいと思います。
この記事は、
・ポーランドってどんな国?
・ポーランドの注目選手は誰?
・日本はポーランドに勝てるの?
と思っている人に宛てています。
これを読めば、ポーランドのことがよくわかって試合を観るのがより一層楽しくなると思いますよ!
ポーランドってどんな国?
日本と1次リーグ第3戦目のポーランドですが、どんな国なんでしょうか。
ポーランドの場所は以下の地図で確認してください。
ポーランドの人口は3,800万人で首都はワルシャワです。
ポーランドはかつてナチスによって攻め込また歴史があります。
多くの犠牲者が出たアウシュヴィッツ強制収容所がある場所がこのポーランドなのです。
ポーランドは親日国だった!
ポーランドには外国人が少ないのですが、日本人に対してはとても親切にしてくれます。
ポーランドが親日である理由はいくつかあるのですが、そのひとつに、20世紀初頭に日本赤十字社がたくさんのポーランド人を救ったことが挙げられます。
ポーランドの人々は、助けてもらったことにずっと感謝していて、その想いは世代を超えて現在にも受け継がれています。
日本人としてはとても誇り高いことですね。
ただ、サッカーの試合となれば話は別で、好きな国であるからそ全力でプレーしてくるはずです。
私たち日本もポーランドに負けず、ベストを尽くしてほしいですよね!
日本 vs ポーランドの試合日程
ポーランド戦の試合日程は次の通りです。
試合日 6月28日
時間(現地時間) 17:00
時間(日本時間) 23:00
■ほかの対戦国の日程については、こちらの記事でまとめています。
場所・会場 ヴォルゴグラード・ヴォルゴグラードアリーナ
ヴォルゴグラードはヴォルガ川の都市という意味で、1961年までスターリングラードとよばれていました。
またヴォルゴグラードは水陸交通が盛んで、大きな工業地帯となっています。
ヴォルゴグラードの気候
ヴォルゴグラードの6月の気温や降水量をまとめてみました。
表1.ヴォルゴグラードの6月の気温と降水量
平均最高気温 | 26.9℃ |
平均最低気温 | 16.1℃ |
降水量 | 54mm |
ヴォルゴグラードは湿潤大陸性気候で、6月はとても過ごしやすい季節で観光に向いている場所といえます。
ポーランドの強さはどこにあるのでしょうか?
ポーランドの気候はどんな感じなのでしょうか。
表2.ワルシャワの6月の気温と降水量
平均最高気温 | 23.5℃ |
平均最低気温 | 14.2℃ |
降水量 | 85mm |
ワルシャワは西岸海洋性気候となっています。
表1と表2を見てわかる通り、ポーランドと試合会場の気温と降水量はほぼ同じですから、ポーランドに気候の影響はほぼないでしょう。
ポーランドの名物は「ピエロギ」
ポーランドの国民食となっているのが、ピエロギです。
ピエロギとは、日本でいう餃子のことで、もちもちした生地にいろんな具材を入れて食べます。
ピエロギは日本の餃子よりもかなり大きくて種類が豊富なんですね。
中には肉やマッシュポテトのほか、野菜やチーズを入れたり、フルーツを入れてデザート感覚で食べたりもします。
ポーランドのサッカー選手たちもピエロギを食べて育ったのでしょうね。
またポーランドでは、毎年8月に一番美味しいピエロギを決める「ピエロギ祭り」が行われています。
ワールドカップが終わったら、次に盛り上がるのはこのピエロギ祭りというわけですね。
ポーランドの今までの戦績はやはりすごかった!
ポーランドは強豪がひしめく欧州予選を勝ち抜いてきました。
ポーランドがワールドカップに出場できるのは、3大会ぶり8度目となります。
ポーランドのワールドカップの成績は、最高3位になった実力があります。
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またポーランドは、1972年のオリンピックでは優勝したこともある国なのです。
2002年と2006年にはグループリーグで敗退しているものの、2018年ではダークホース的な存在とされています。
欧州予選では驚くべき試合があった!
今回の欧州予選でポーランドは、モンテネグロ、デンマーク、ルーマニア、アルメニア、カザフスタンのチームと対戦してきました。
ポーランドは予選のうちからこれらの強豪国と対戦していたんですね。
そして全10試合のうち、ポーランドは8勝1敗1分けで見事1位で予選を通過しました。
やはりFIFAランキング7位の実力は本物ですね。
ポーランドの1敗はFIFAランキング12位のデンマーク戦でした。
そしてポーランドの欧州予選で最も注目すべきは、カザフスタン戦です。
カザフスタンはFIFAランキング135位ながら、ポーランドと2-2に引き分けているのです。
日本のFIFAランキングは56位ですから、カザフスタンは日本よりも全然格下の国です。
そのカザフスタンでもポーランドとドローに持ち込むことができたのですから、日本にもできないことはないはずなのです。
ポーランドで注目の選手はこの3人だ!
まず注目なのが、ロベルト・レヴァンドフスキ選手です。
レヴァンドフスキ選手は、何といっても得点力が半端ではありません。
なんと、ポーランドの歴代最高得点の記録を塗り替えてしまったのです。
レヴァンドフスキ選手は2008年のデビュー戦から9年で記録を更新しました。
なのでポーランドでは彼を最も警戒すべきでしょう。
レヴァンドフスキの強みは、両方の足で繰り出せる精度の高いシュートですね。
彼を止めない限り、日本に勝ちはないでしょう。
次に注目なのが、クシシュトフ・モンチニスキ選手です。
モンチニスキ選手は、UEFA EURO2016の代表メンバーにも選ばれた実力者です。
自分でシュートに持っていくよりはアシストにまわって、味方の得点に絡むことが多いです。
彼はベテランの選手なので、試合を作ったり、状況を判断するのがうまい選手といえます。
ポーランドでは上記のレヴァンドフスキ選手に注目が集まりますが、彼に仕事をさせている選手の一人がモンチニスキ選手といえます。
3人目に注目なのが、マリウス・ステピンスキ選手です。
ステピンスキ選手は、ケガをしたフォワードのミリク選手に代わって招集されました。
ポーランドにとって日本は格下であることから、日本戦では、彼のようないわばラッキーボーイの選手を使ってくることがあるかもしれませんね。
ステピンスキ選手にすれば、招集されたことは千載一遇のチャンスで、怖いものはないですからね。
ポーランドの監督は日本をどう見ているか
ポーランド代表の監督は、アダム・ナヴァルカさんです。
ナヴァルカ監督は日本のことを警戒しつつも、目の前の一戦が大事ともいっています。
ポーランドの試合日程は、セネガル戦、コロンビア戦、そして最後が日本戦の順となっています。
ポーランドはコロンビア戦で使ったメンバーを日本戦でも使うのかがポイントですね。
ナヴァルカ監督の采配が気になりますね。
まとめ
ここではポーランドについてまとめました。
ポーランドは確かに強敵ですが、FIFAランキング135位だったカザフスタンがドローだったことをみると、日本でも勝てる可能性はあるようです。
どんなスポーツも番狂わせはありますから、何が起こるかはわかりません。
日本代表にはぜひ頑張ってほしいですね。
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