2018年の2月25日に無事閉幕した韓国の平昌(ピョンチャン)オリンピック。
たくさんの選手たちの大活躍によって、日本は冬季五輪の過去最高の成績をあげることができましたね。
でも、平昌オリンピックには実は問題点が山積みだったんです。
ではどんな問題があったのでしょうか。
オリンピックを成功に導いたカギを学んで、2020年の東京オリンピックにもぜひ活かしてもらいたいですよね。
ここでは、その平昌オリンピックの抱えていた問題点について、まとめたいと思います。
この記事は、
・オリンピックが好きな人
・平昌オリンピックにはどんな問題点があったのか気になる人
・平昌オリンピックから何かを学びたい人
に宛てています。
この記事を読めば、平昌オリンピックにどんな問題点があったのかわかると思います。
そして今後の韓国の動きに興味が出てくると思いますよ!
平昌オリンピックが抱えていた大きな5つの問題点!
平昌オリンピックに参加しない国もあるのか?
2月9日に始まった平昌オリンピックですが、このオリンピックに参加しないかもしれない国があったんです。
それはフランスです。
その理由は、北朝鮮情勢です。
北朝鮮では度重なる核・ミサイル実験などがありました。
それでフランスは、「安全が確信できないなら、フランス選手団は国にとどめる」ということにしたんですね。
確かに、近くで核実験をおこなっている場所にはすすんで行く気にはなれないですよね。
まして、派遣するのは国内で最強のメンバーなわけですから、彼らにもしものことがあったら大変ですよね。
また、ドイツやオーストリアでも同様に、北朝鮮の情勢を懸念しているんです。
もしかしたら、ヨーロッパの強豪国3か国が参加しないかもしれなかったのです。
正式に不参加を決めたわけではありませんでしたが、情勢によってはどうなるかわかりませんでしたね。
会場の防寒対策はできていない!
開会式や閉会式をおこなう会場となるのがオリンピックプラザですが、今のままでは屋根が付いていません。
防寒設備もないそうです。
これでは、真冬の夜中に外でずっと寒さを我慢しなければならなくなります。
そのころの気温が気になりますが、2月の平昌の気温は、夜間にはー10℃にまで冷え込むといいます。
-10℃は寒すぎますよね。
いくら人が密集してるといっても、会場内では震えながら開会式を見ることになりそうですね。
だいたい開会式・閉会式は4時間くらいかかるといわれています。
もし会場に行く場合は、各個人で厚手のコートを着たりカイロを持って行くなど、できるかぎり防寒対策しなければなりませんね。
会場の安全性は大丈夫か?
またオリンピックのメイン会場となるオリンピックプラザの安全性も問題視されています。
この会場は、オリンピック終了後は速やかに撤去できるように作られているんです。
要するに、強く頑丈にというよりは、簡単に取り外せるように作られているわけです。
建設費や施設の維持費などを考えれば、後者のほうが安くできるということなんですね。
でも、簡単に取り外せるということは、壊れやすい構造になっているかもしれないのです。
強風が吹いたり、大勢の人が詰めかけたときでも本当に安全かどうかですよね。
そこがしっかりできてないと、後々大変な問題となりますからね。
会場の安全性は命に関わることなので、しっかりとした対策は必ずしなければならないことです。
経済的な問題がある!
韓国の切実な問題として、経済問題が挙げられます。
韓国の経済は高い成長率ですが、市場の反応は鈍く、景気が冷え込むリスクが潜んでいるといわれています。
なので、韓国国民のオリンピックへの関心は、いまひとつ盛り上がっていません。
確かに、給料が減ったり、職を失うかもしれないという不安があったら、オリンピックよりも景気の方を改善してほしいと国民は思いますよね。
普段の生活に余裕がなかったら、スポーツを観ることなんてできないですからね。
消費が落ち込んでいる現状を、オリンピック開会までにどれだけ打開できるかがポイントですね。
2017年の7~9月期の実質国内総生産(GDP)は予想よりも高かったようなので、今後の成長に期待したいところです。
火山の噴火でオリンピックが中止に?
もしかしたら韓国では、大規模な火山の噴火があるかもしれないといわれているんです。
その山とは、白頭山(ペクトゥサン)といって、中国の北朝鮮の国境にある山です。
本当に火山の噴火なんてあるの?と思うかもしれませんが、白頭山は過去にも噴火したことがあるんですよ。
今から約1000年前の10世紀初めごろに、大規模な噴火があったといわれていて、その影響は日本にまで及んだという記録が残っています。
そしてその噴火は10年以上も続いたともいわれているのです!
もしそんな噴火が起こったら、平昌オリンピックは間違いなく中止になるでしょう。
日本にも多量の降灰が及んで、2020年の東京オリンピックまで中止になってしまうかもしれません。
こればかりは自然が相手なので、絶対にないとはいえないところが怖いところですね。
噴火がないように祈るしかありませんね。
まだあった!平昌が抱えた4つの懸念事項とは?
大切な雪が降ってくれない!雪不足の問題!
オリンピックの大会において、重要なことの一つが雪です。
でも最近では平昌には雪があまり降らなくなっているといいます。
競技をする場合は、雪はある程度深さが必要になります。
なので雪が降らないというのは、冬季オリンピックの開催地としては致命的なことなんです。
韓国政府はこの対策として、100台もの人工雪製造機をしたそうです。
政府は相当焦っていたようですね。
人工雪製造機を導入したのは、もう天然の雪が降るのは期待できないと思ったからでしょうね。
雪はもはや人工や天然などにこだわる猶予はありません。
オリンピック当日までには是が非でも間に合わせなければなりませんでしたからね。
費用が4倍に!深刻な運営費不足!
当初、韓国では平昌オリンピック開催にかかる金額は、7兆ウォンくらいだろうと思われていました。
それが今では、28兆ウォンもかかっているのです。これは実に4倍の金額です。
これだけの金額をかけて、オリンピックで回収できるのか怪しいですね。
オリンピックは開会までが一番盛り上がるもので、期間を過ぎたら一気に熱が冷めてしまいます。
平昌という一部の地域だけが一時だけ賑わっても、オリンピックのすべての運営費を回収することは難しいのではないでしょうか。
資金源となるスポンサーが付かない!
オリンピックにとってスポンサーは大事な存在です。
ですが、平昌オリンピックではあまりスポンサーがつかないかもしれないといわれています。
普通、オリンピックでは、ジュースやファストフードなどたくさんのスポンサーがついてお金を出してくれます。
スポンサーは大事な資金源となるわけです。
ですが平昌オリンピックでは、準備にいろいろな問題点があるため、スポンサーはあまり積極的にはならず、様子を見ているのだと思います。
これからのスポンサーの動向に注目ですね。
宿泊施設がなく、宿泊難民が出るかも?
平昌オリンピックを観戦するにあたって、宿泊施設というのはとても重要なことですね。
その宿泊施設では、数が少ないとか、料金が高いなどの問題が出ているようです。
泊まれる場所がないとなると、平昌から少し離れた場所で探すか、野宿しかなくなりますよね。
オリンピック開催の時期が氷点下になることを考えると、野宿はあまりに危険なことです。
平昌の近くで安い料金の場所を探すのはかなり困難になるので、たくさんの宿泊難民が出るのではないかといわれています。
また、この宿泊施設の問題は、競技に参加する選手たちのホテルにもいえることです。
選手たちもゆっくりホテルでくつろけないとなると、競技の質が下がってしまうことにもなりかねませんね。
この宿泊施設の問題は解決できたのでしょうか。
まとめ
ここでは、平昌オリンピックの問題点についてまとめました。
問題点や懸念事項がいくつかありましたが、平昌オリンピックが楽しみなイベントであったことには変わりはありません。
これらの問題を乗り越えて、平昌オリンピックを無事成功させた韓国には拍手を送りたいですね!
この平昌オリンピックから東京オリンピックも学べることはたくさんあると思います。
東京オリンピックが楽しみですね!
まとめは以上となります。
大会を見ていると、アスリートの体型に憧れませんか?
選手たちは専属のコーチのもと、毎日毎日何時間もトレーニングして体をつくっていますよね。
肉体改造は、ただひとりでやるのではなく、専属のトレーナーの指導が不可欠です。
こちらは短期集中で肉体改造できる個室ダイエットジムとなっております。
■その他の関連記事はこちらです。