突然ですが、問題です。
3+2
この答え、わかりますか。
考えるまでもなかったでしょうか。
こんな問題わかって当然だろ。馬鹿にしてるのか。
と思った人もいるでしょう。
でもこれ、れっきとした算数検定の問題なんです。
検定と聞くと、なんだか難しそうに聞こえますが、私たちにも解くことのできる問題もあったんですね。
ちなみに、上の問題は算数検定11級の問題でした。
この記事は、
・算数が好きじゃない人
・算数から遠ざかっている人
・算数検定に興味がある人
に宛てています。
これを読めば、算数検定について知ることができると思います。
難しい問題はないので、気軽に読んでみてくださいね!
算数にも検定があった!知らなかったその内容とは!?
11級ってレベル低いじゃん!て思うかもしれませんね。
でも算数検定11級だって、きちんと制限時間が決められた試験を受けて、合否が判断される実用数学技能検定の一つなんですよ。
ですから、たとえ11級であっても合格すれば、実用数学技能検定合格証をもらえるんです。
なんか、かっこいいですよね!合格証って。もし私がもらったら、たぶん部屋に飾りますね。
実用数学技能検定は、公益財団法人日本数学検定協会が実施している、全国レベルの実力・絶対評価システムです。
この検定は、日本国内だけでなく、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイでも高い評価を得ている検定なんです。
実用数学技能検定のうち、1級から5級までを「数学検定」とよんで、6級から11級までと、かず・かたち検定を、「算数検定」とよびます。
詳しくは実用数学技能検定(数学検定・算数検定)のサイトへどうぞ。
算数検定11級の問題にチャレンジ!
算数検定11級は小学校1年生程度の内容となっています。
では11級にはほかにどんな問題があるのでしょうか。
上記のサイトより過去問を一部抜粋しました。
試験では、
1+8
6-4
78-2
19-9+6
などの計算問題が出ます。
基礎的な計算ですね。まだかけ算や割り算はありません。
当然答えがマイナスになるなんてこともありませんね。
このほかに、数を数える問題や図形の問題、時計の見方、文章題などが出題されています。
例えば文章題では、
りくさんと みおさんと あやさんは カードを あつめています。りくさんは 16まい、 みおさんは 7まい もっています。 つぎのもんだいに こたえましょう。
・りくさんの カードの かずは、みおさんの カードの かずより、なんまい おおいですか。
・あやさんの カードは りくさんの カードよりも 3まい おおいです。あやさんの カードは なんまいですか。
という問題があります。
見てわかる通り、漢字は使われていません。
また、ここには書いていませんが、カードというカタカナのうえにも、「かあど」とルビがふってあります。
これはとても親切な対応ですよね。
ちゃんと小学1年生に配慮したつくりになっていますよね。
こうすることで、問題文が理解しやすく、集中して取り組めるのだと思います。
世の中には算数を使うことがたくさんある!
算数は世の中でも使うときがたくさんあります。
例えば、買い物です。
ものを買うときに個数を数えたり、会計を計算したりします。
買い物では、ある程度計算しながら選ばないと、予算をオーバーしたり、レジでお金が足りなくなる、ということもありますよね。
お金の計算は、生活の中でも最も大事なことの一つで、より豊かな生活をするためには欠かせないことなんです。
例えば、毎日食べるおかずを買うときでも、値段が同じであれば、量の多いほうを選ぶことが多いと思います。
また、電車を利用するときにも算数を使います。
時刻表を見たり、時計を見たりして、何分後に電車が来るということを頭に入れておく必要があります。
私たちの生活って、普段気付かないだけでたくさんの数字に囲まれていますからね。
実用数学技能検定2級以上にあるメリット3選!
実用数学技能検定は1級から11級までありますが、1級、準1級、2級になると、様々なメリットがあります。
一つ目は、高等学校卒業程度認定試験の数学の試験が免除されます。
この試験は、高校を卒業できなかった者の学習成果を適切に評価して、高卒の人と同じくらいの学力があるかどうかを認定する試験です。
高等学校卒業程度認定試験の試験科目は多く、数学は必須となっているので、受験者にとっては、数学が免除になることはとても大きなことなんです。
二つ目のメリットは、この検定が高校入試や大学入試での生徒の人物評価に活用されるということです。
三つ目は、この検定をとることで、大学などでの一部の単位取得が認められるというものです。
算数検定のデメリットはなんでしょうか
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それでは算数検定を受けるのにデメリットがないか考えてみます。
それをひとつ挙げるとすれば、検定料が取られることですね。
検定料は受験する級によって値段が変わるのですが、算数検定11級を受ける場合ですと、1500円かかります。(2018年11月現在)
検定料は、級が上がるにつれてどんどん高くなっていって、3級で3000円、1級では5000円になります。
なかなかの金額ですね。
だから受験するなら、充分に勉強して一発で決めたいですね。
検定は基本的に記述式なので、マークシートのように、勘だけで勝負できる試験とは違いますからね。
まとめ
算数にも検定があって、11級から受験できることがわかりました。
算数が全然できないという人も、11級からだったら始められるはずです。
そこからどんどんレベルアップしてしていけばいいのですからね。
以上が、まとめとなります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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