2018年に行われてた、世界バドミントン国別対抗戦2018で気になる人がいました。
それは、佐藤冴香(さとう さやか)さんです。
佐藤さんはこれまでどこでバドミントンに打ち込んできたのか、その出身校についてや、怪我(ケガ)のことについてを調べてみようと思います。
佐藤冴香さんの出身校は?
出身中学:仙台市立第一中学校
出身高校:常盤木学園(ときわぎがくえん)高校
出身大学:日本体育大学
佐藤さんは宮城県出身ということで、地元の中学校を出ていますね。
佐藤さんは高校2年までは無名の選手だった
高校も地元の宮城県仙台市の常盤木学園に行っていますね。
この常盤木学園は私立の高校で、通称「トッキー」をいわれているところですね。
この常盤木学園は、バドミントンよりもサッカーで有名な高校で、たくさんのプロサッカー選手を輩出しています。
佐藤さんは高校2年までは無名の選手でしたが、高校3年のインターハイで準優勝して注目を集めました。
この年はさらに、世界ジュニア選手権でも銀メダルを獲得するなど、顕著な成績を残しました。
ちなみに、女子サッカーのなでしこジャパンのメンバーだった、鮫島彩(さめしまあや)さん、熊谷紗希(くまがい さき)さんもこの常盤木学園の出身なんです。
特に、その頃スターだった熊谷さんとは同級生だったので、お互いに意識していたのでしょうね。
佐藤さんの大学時代の顕著な成績とは?
大学は名門の日体大ですね。
ここでの成績は、
・インドネシアオープン ベスト8
・ニュージーランドオープン 優勝
・台湾オープン 準優勝
などです。(すべて女子シングルス)
そして、2012年のロンドンオリンピックへ出場しています。
佐藤さんの怪我とは?
佐藤さんは2012年のロンドンオリンピックで大怪我をしました。
ジャンプして着地した瞬間に左ひざを負傷(靭帯断裂)してしまったんですね。
それまで勝っていた試合だけに負傷したあとも試合を続けたのですが、もはや立っていられる状態ではなかったんですね。
その試合は棄権となりましたが、涙が止まらなかった佐藤さんに、会場からは拍手が鳴りやみませんでした。
佐藤さんの怪我を乗り越えた現在とは?
ロンドンオリンピックで大怪我をしながら試合を続けた理由を、佐藤さんは次のように語っています。
「4年間努力してやっと取れた五輪の切符。たくさんの人に応援してもらってきたのに、(怪我をしても)自分でやめるなんて考えられなかった。」
ー佐藤冴香(2017年11月5日 日本経済新聞)
これは、佐藤さんのオリンピックにかける思いが、人一倍大きかったことを表していますよね。
現在、佐藤選手は国内ランキングで3位となっていますが、2016年の全日本総合バドミントン選手権では、優勝候補の山口茜(やまぐち あかね)さんを破って優勝しています。
これは、見事に怪我を乗り越えて、勝利をもぎとった瞬間でしたね。
2019年で佐藤さんは28歳ですが、これからもまだまだ第一線で活躍していくことは間違いないですね。
まとめ
ここでは、佐藤冴香さんの出身校や、怪我から現在までの経緯をまとめてみました。
これからは、怪我を乗り越えた佐藤さんがどんなプレーを見せてくれるのかに注目したいと思います!