寒い時期には暖房は欠かせないですよね。
とにかく早く部屋を暖めたいと思うものです。
でも、あまり使い過ぎると気になるのが、電気代ですよね。
とんでもない金額にあなたも驚いた経験があるのではないですか?
そこでここでは、できるだけ寒さを我慢せずに、暖房の設定温度を下げて、電気代を節約する方法をまとめたいと思います。
この記事は、
・暖房を使い過ぎて困っている人
・暖房の電気代を節約したい人
・エコな暮らしは大切だと思っている人
に宛てています。
この記事を読んでエコな使い方ができれば、家庭の中であなたの株が上がると思いますよ!
電気代を節約するためには設定温度を20℃に!
暖房を使うとき、設定温度を気にしていますか?
私はこの設定温度は冷房用のものだと思ってました。
冷房を使うときは、設定温度は27℃とか28℃がいいよ、ってさかんにいわれていたじゃないですか。
なので設定温度っていうと、冷房で使うイメージがあったんですよね。
でもこの設定温度って、実は暖房でも重要なものだったんです。
では、暖房の設定温度は何度がいいのでしょうか。
それは、20℃だったんです!
ダイキンの家庭用エアコン節電情報 冬の暖房篇によると、環境省が推奨する暖房時の設定温度は20℃が目安とされています。
20℃って聞くと、えーっ!て思うかもしれませんね。
実際私も設定温度を20℃にすることなんて知らなかったですしね。
でも20℃ってちょっと、低すぎない?って思いませんか。
私の部屋の暖房を見たら、25℃になってました。
これは、設定温度が高すぎ、ということなんですね。
よく考えてみたら、25℃というのは、「夏日」の気温だったんですよね。
私は暖房を使って、部屋の中を夏のように暑くしていたのです。
寒い冬場であっても、適度な暖かさがあればいいのであって、夏のような暑さはいらないですよね。
あなたも、そこを勘違いしないようにしてくださいね。
設定温度の節電効果
設定温度を抑えることにはいいことがあるんです。
実は、設定温度を1℃下げると、約10%の節電になるとされているんです!
1℃だけで10%も効果があるなんて、すごいですよね。
たとえ1℃であっても部屋を暖かくするには、それだけ強い力が必要だということですね。
この設定温度の調節は、暖房の節電の中でも、やり方が簡単で効果が出やすい節電方法のひとつといえます。
設定温度は一度設定すると、その設定で長時間使用することになりますし、設定を変えない限りずっとその設定が続くわけですからね。
なので、暖房の電気代を節約したいと思ったら、まずは設定温度を見直してみるといいですよ。
湿度を上げれば暖かさがアップする!
私たちが暖かさを感じるのは、温度が上昇したときだけではないのです。
温度だけでなく、湿度(しつど)を上げることでも暖かさがアップするんですね。
なので設定温度を低くしていても、湿度を上げることで、暖かさを感じることができるのです。
そのために、空気清浄器や加湿器で部屋の中の湿度を上げることが効果的といえます。
部屋の湿度は、40~60%が最適といえます。
湿度が低いと、インフルエンザウイルスが活発になるので注意が必要です。
冬場は乾燥して湿度が低くなるので、インフルエンザや風邪などになってしまうケースが増えるのだといえます。
また湿度が高すぎると、部屋の窓などに結露ができやすくなります。
結露とは、温度変化によって空気中の水分が水滴へと状態が変わることをいいます。
この結露ができると、カビの原因となってしまいます。
なので、結露を防ぐことも大事なことなんですね。
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また部屋の湿度を上げるときは、加湿器がなくても大丈夫です。
湿度を上げるには、洗濯物を部屋の中に干すということが効果的なんです。
洗濯物には水分が含まれていて、部屋の湿度を上げることができるんです。
ただし部屋の中に洗濯物をたくさん干してしまうと、洗濯物が完全に乾くことができなくて、いやなニオイが付いてしまうときもありますから、注意してくださいね。
暖房の運転は「自動運転」を選ぶ!
暖房の運転機能には、弱、強、自動などがあると思いますが、この中では「自動運転」を選ぶのが電気代の節約になります。
なんとなく「弱」のほうが、電気を使わないように感じるのですが、この弱だと、部屋の温度を設定温度まで上げるのに時間がかかってしまうんです。
「弱」は力が弱いので、長い時間暖めることになり、結果的に電気代がかかってしまうのです。
それと違って「自動運転」は温度が低い最初だけは「強」で運転して、部屋が暖まってきたら、微風に自動で切り替わるんです。
こうすることで、効率的に部屋を暖めることができるんですね。
こまめにスイッチを切らない
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あなたは電気代がもったいないからといって、こまめに暖房のスイッチを切っていませんか?
確かに暖房のスイッチを切ったほうが、暖房を使う時間は減るので、電気代が安くなりそうですよね。
でも実際は、暖房をこまめに切ったり入れたりすることは、とても電気代がかかっています。
家電製品ではどんなものでもいえることですが、家電製品はスイッチを入れたときが一番パワーがいるときなんです。
スイッチを入れた後は、そんなに電気代はかからないのです。
なので、一度暖房のスイッチを入れたら、こまめに切ったりせず、自動運転に任せておきましょうね。
眠るときの最適な温度は?
暖房の設定温度は20℃がいいといいましたが、実際に眠るときの最適な温度はどれくらいなのでしょうか。
人の心地よい睡眠に快適な部屋の温度は、15~21℃といわれています。
暑くもなく寒くもなくという温度ですね。
なので寝室の暖房の設定温度はその温度に合わせるといいと思います。
もし起きてたくさん汗をかいている状態だったら、部屋の温度が高いかもしれないので、寝るときの温度を見直してみるといいと思います。
冬場は毛布や掛布団を使うので、布団の中って暑くなるときもあるんですよね。
また、朝は寒くて起きるのがつらいときもあると思います。
そんなときは、暖房の予約の機能をうまく使って、朝起きる前から部屋を暖めておくといいですよ。
部屋が寒くなっていると、なかなか布団から出たくなくて、起きるのが遅くなってしまいますからね。
実際に、電気代はどれくらいかかるのか
電力比較サイト エネチェンジによると、エアコンの暖房の電気代は、1時間あたり、2.8~53.5円となっています。
また、電気ストーブの1時間あたりの電気代は、8.9~27円となっています。
この電気代の金額の幅は、エアコンや電気ストーブの消費電力の違いによるものです。
消費電力が小さければそれだけ割安になるということですね。
ちなみにエアコンの2.8円とは、消費電力が105Whのものです。
ここで、起きている時間、約16時間を使用時間と考えると、1日の電気代が計算できます。
表1.暖房器具の1日(16時間)の電気代
暖房器具 | 1日の電気代 |
エアコン暖房 | 45~856円 |
電気ストーブ | 142~432円 |
※ 金額の幅は消費電力の違いによる。
エアコンの暖房で比較してみても、1日で800円以上も違ってくるのですね。
電気代というのは、使用する暖房器具や消費電力によって違ってくるということですね。
暖房を使うときには、用途によって使い分けができると、電気代を節約することができます。
まとめ
ここでは、暖房の設定温度についてや、電気代の節約の仕方などをまとめました。
意外に簡単にできそうなこともありませんでしたか?
これを読んで、エコな生活の参考にしてくださいね!
まとめは以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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