みなさんはどんな趣味を持っていますか?
休日にはその趣味をやって過ごしたい、と思っている人も多いと思います。
それは私のような障害者も同じです。
体に障害があっても、何か楽しいことをやりたいとか、夢中になれる趣味を持ちたい、と思っています。
そこで、体に障害がある人が楽しめる趣味をまとめました。
これを読めば、体が不自由でも自分の趣味を見つけたいと思ったときに、参考になると思います。
「私の趣味は何もない」
という障害者の方はぜひ読んでみてください!
室内でできる趣味
・将棋、オセロ
将棋やオセロは、一度ルールを覚えてしまえば生涯ずっと楽しめるものです。
駒を動かすことができれば、どんな障がいの方でも楽しめます。
将棋やオセロは障害者の大会もあって、強い方はたくさんおられます。
・マンガ
マンガは幅広い年齢層の方々に人気がありますね。
ネットでは視覚障害者の方が利用できる図書館があって、そこでマンガの点訳図書を見ることができます。
・カラオケ
カラオケで声を出すことは気持ちのいいことです。
カラオケの料金は、障害者手帳を持っていると割引になる店もあります。
・トランプ
これは子どもから大人まで遊べることろがいい点です。
トランプをすることで、自分の感情をコントロールして、相手の気持ちを考える力を養えます。
・パソコン
パソコンはキーボードの入力ができれば操作できます。
キーボードの入力は手だけでしかできないわけではありません。
マウスには手が不自由な方が使えるものがあって、頭を動かしてポインタを操作し、息を吐くことでクリックができる、というものもあります。
また、視覚障害者用のソフトウェアも開発されていて、画像の状態を音声で読み上げてくれます。
・俳句、川柳
最近ではいろんな川柳のコンテストができました。
基本的に誰でも応募できるものなので、興味があればやるのもいいかと思います。
・料理
料理は作業療法という病院内のプログラムでやったりします。
指導するスタッフが必要で、食べられるものに制限があるかたは注意が必要です。
・絵画、書道、工作
工作は、粘土や折り紙など、ものを作り出す作業をするものです。
自分で作った作品を作品展に出品している方もおられます。
・音楽
音楽は聴くこと、奏でること、ともにいい効果があります。
聴くことはリラックスや癒しの効果が、奏でることでは達成感を得ることができます。
知的障害を持った方が音楽活動をされている団体もあります。
自ら産み出した音楽をライブや演奏会を通して表現されています。
屋外でやる趣味
・スポーツ
ボッチャやゴールボールという障害者用のスポーツをやる人が、これからは増えてくると思います。
障害者スポーツに興味がある方は、以下の記事をどうぞ!
・散歩、ウォーキング
障害者は外出の機会が限られていて、もっと外出したいと思っている人が多いと思います。
散歩やウォーキングなど、外に出るという行動は、体にとてもいい影響があって、いろんな刺激が入ってきます。
交通には注意が必要ですが、できればサポートしてくれる人に力を借りて積極的に外に出たいです。
・体操
これは室内でもできますが、外でやると、一段と気持ちがいいものです。
障がい者は運動不足になりやすいので、身体を動かすことは大切です。
自分の身体に合わせた運動をやることが大事で、車いすの方でもできるものや、補助具を使ってできるものもあります。
・家庭菜園
花や植物を愛でるというのは精神的にとてもいい効能があります。
太陽の光を浴びて、土に触れて、自然を見るということは、心と体の健康に大いに役立ちます。
・動物
犬、猫、馬、ヤギ、うさぎ、カメ、など身近に動物はたくさんいると思います。
どんな動物が好きかは個人によりますが、動物によって癒される人は多いと思います。
盲導犬のような障がい者を支援する動物を、サービスアニマルといいます。
そのような動物の種類は今後増えてくると思います。
犬が大好きなかたはこちらをどうぞ。
・カメラ
ここでいうカメラとは、視覚障害者向け画像認識カメラのことです。
この機能は、目の不自由なかたが目の前のものを認識するのをサポートしてくれます。
これは、画面をタップすることで対象物を撮影して、それを音声で読み上げてくれる、というものです。
これを使えば、目が不自由でも外に出る機会を増やすことができると思います。
どんな趣味をやるにも準備が必要です
趣味を始めるには道具や場所が必要です。またそれらを管理してくれる人や、サポートしてくれる人が必要です。
やるときに知識が必要な時もありますが、やっていきながら身につけていけばいいと思います。
趣味をやることによって得られるもの
趣味でやることであったら、ある程度自分のやりやすいようにやり方を変えてもいいと思います。
誰しもできることとできないことがあるので、できることをやればいいのです。それがリハビリにもつながります。
趣味をやる上でいちばん大切なのは、「本人が楽しむ」ことです。
楽しそうだからやってみる
この「楽しそうだから」というのは、趣味をやるのに充分立派な理由だと思います。
深く考えずに、いろいろやってみるといいと思います。
それで自分の好きなものが見つかることもあります。
趣味が自分の可能性を広げてくれるはずです。
以上が、まとめになります。
興味のある方はこちらの記事もぜひ読んでみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。