夏になるとスイカが美味しいですよね。
真ん丸の大きなスイカを大きく切り分けて、家族みんなで食べると最高に美味しいですよね。
それでも大きなスイカは、一度では食べきれないこともあります。
スイカはその大きさ故、保存場所に困るところが難点ですよね。
冷蔵庫には食材がたくさん入っていて、スイカを入れるスペースがない・・・
という人も多いのではないでしょうか。
そんな時、私はふと、「スイカは冷凍はできないのか?」って思ったんです。
スイカが冷凍できれば、スイカをいろいろ利用できそうですよね。
そこでここでは、スイカは冷凍できるのか?またその方法やレシピなどをまとめてみました。
この記事は、
・スイカの置き場所に困っている人
・スイカの美味しい食べ方を知りたい人
・スイカを長持ちさせたい人
に宛てています。
これを読めば、スイカ冷凍の仕方がよくわかると思います。
スイカは家族みんなで食べられる美味しいものなので、美味しい食べ方をみんなで共有することができると思いますよ!
スイカは冷凍保存できる!
スイカを食べていて、食べきれないことって結構ありますよね。
でも残ったスイカを冷凍するすることはできるのでしょうか。
結論からいうと、冷凍できます。意外ですよね。
ただしカットしたスイカをそのまま冷凍してはダメです。
カットしたスイカというのは痛みが早く、そのまま冷凍庫に入れると味や風味がどんどん失われていってしまします。
ですので冷凍するときは、皮と種を取ってスイカの果肉の部分だけを保存するようにします。
このとき、保存の仕方は2通りあります。
・スイカの果肉を食べやすい一口大にカットしてタッパーで保存する。
・スイカの果肉をミキサーやフードプロセッサーで液状にして食料保存袋に入れる。
このように、スイカを冷凍するときにはひと手間かけることで保存することができます。
スイカの果肉を一口大にする保存方法
スイカの果肉には種が含まれているので、その種をよく取ってからタッパーで保存してください。
タッパーに入れる前に、ラップで包んでおくことも忘れないようにしましょう。
ラップをしないとどんどん乾燥が進んで、味が落ちていってしまいます。
また、入れるタッパーは密閉容器で空気の入る隙間のないものを選ぶといいですね。
ですので保存するスイカの形は、できるだけ同じ形で同じサイズで揃えるようにして、タッパーの中に敷き詰めるようにするといいですよ。
スイカを一口大にして砂糖をまぶして冷凍すると、シャーベットとして食べることができます。
スイカをミキサーで液状にする保存方法
スイカをミキサーやフードプロセッサーで液体にすると、スイカをいろんな料理に使うことができます。
スイカを液体にするときも、皮や種はしっかり取ってスイカの果肉のみをすりつぶすようにしてください。
スイカが液状になったら、ジップロックなどの保存袋に入れて冷凍しましょう。
スイカを液状にしてジップロックに入れることで、冷凍庫でもコンパクトで場所を取りませんし、保存袋の中身を見ることができるので冷凍状態を確認することもできます。
液状にしたスイカを冷凍すると、それに炭酸を加えてスイカの炭酸ジュースを作ることができます。
切る前のスイカの適切な保存方法は?
切る前のスイカは、常温では約2週間くらいはもちます。
ただしスイカは、メロンと違って追熟する果物ではないので、収獲したときから少しずつ時間が経つにつれて美味しさがなくなっていく果物なのです。
ですので、切る前のスイカはなるべく早く食べるのが一番いい食べ方なんです。
切る前のスイカは冷蔵庫で保存しないほうがいい?
スイカを美味しく食べたいからといって、ずっとスイカを冷蔵庫に入れっぱなしにしておいたりしていませんか?
スイカの最適な保存温度は、次のように言われています。
スイカの保存最適温度は10℃~15℃といわれやはり冷蔵庫では冷やし過ぎで美味しさが損なわれます。
スイカを保存するときは10~15℃が、一番いい温度だったんですね。
普通の冷蔵庫は一般に、冷蔵室は約3~6℃で、野菜室でも約3~8℃となっているため、スイカにとっては冷たすぎる場所なのですね。
ですので切る前のスイカを冷蔵庫で保存すると、美味しさが損なわれてしまうのです。
カットしたスイカの保存方法は?
スイカを常温で保存する方法を説明しましたが、これはあくまで、カットしていないスイカの場合です。
では、カットしたスイカの保存方法はどうすればいいのでしょうか。
スイカは一度カットしてしまうと、乾燥して甘みが減っていってしまいます。
ですのでカットしたスイカは、切り口が空気に触れないようにしっかりとラップで包んで野菜室に入れておきましょう。
カットしたスイカは傷むのは早く、2~3日しかもちません。
冷蔵庫に入れている間もどんどん美味しさが失われているので、できるだけ早めに食べるようにするといいと思います。
スイカを長持ちさせたいときは、切らずに常温で置いておくのがベストな方法で、常温ならば2週間ほどは品質を保つことができます。
またスイカを食べるときは、食べる2~3時間前に冷蔵庫へ入れて冷やし、スイカを切ったら速やかに食べるようにしましょう。
簡単で美味しい!冷凍スイカで作るレシピ3選!
スイカの練乳スムージー
一口大に凍らせたスイカを使ってスムージーを作れます。
一口大の冷凍スイカは食感が変わっていて、普通のスイカとは違った美味しさがあります。
<材料>
・冷凍スイカ
・牛乳
・練乳
<作り方>
冷凍スイカと牛乳をフードプロセッサーでよくかき混ぜます。
そして、練乳を加えて出来上がりです。
はちみつ入りのスイカジュース
冷凍したスイカにはスイカの旨味がたっぷりと入っているので、ジュースにするととても美味しいですよ。
<材料>
・冷凍スイカ
・はちみつ
・レモン汁
<作り方>
冷凍のスイカを融かして液状にして、はちみつとレモン汁を入れます。
甘みを引きたてたい時には、塩を少し入れてもいいです。
ひんやりスイカシェイク
一口大の冷凍スイカを使ってふわふわのシェイクが作れます。
<材料>
・冷凍スイカ
・生クリーム
・砂糖
<作り方>
これらの3つの材料をミキサーでかき混ぜます。
全体的にふわふわになったら出来上がりです。
スイカの栄養とは?冷凍して変化はある?
スイカの栄養とは?
スイカには果糖のほか、シトルリンやリコピンなどを含む、かなり栄養価の高い果物です。
特に、汗をかく夏場に失いやすいミネラルや糖質を、バランスよく含んでいます。
なのでスイカは夏バテや熱中症の予防の効果がある食材といえるのですね。
スイカを冷凍すると栄養素はどうなるのか?
スイカは90%が水分でできていますが、冷凍によって水分が流れてしまうと、スイカの栄養素までも一緒に流れてしまいます。
なので一般的に、冷凍したスイカの栄養素は、元の常温のスイカよりも劣ります。
ですので、スイカから水分が出ないように気をつけましょう。
スイカの栄養素を失わないためには、
・スイカをすばやく冷凍する
・スイカを液体にして保存する
・なるべく早く食べる
といったことが必要になります。
まとめ
ここでは、スイカを冷凍して保存する方法や食べ方などについてまとめてみました。
スイカを食べていてもし残ってしまったら、ここで紹介した保存方法を参考にしてみてくださいね。
美味しいスイカを最後まで無駄なく食べることができるはずですよ!