あなたは畳(たたみ)を新しくしたことがありますか。
畳を新しくする体験って結構レアだと思うんですよね。今はフローリングとかが多くなっているんで、畳を使っている人は前より少なくなっているんですね。
なので、畳を新しくする人はなおさら少ないのではないかと思います。
そこで、畳を新しくする方法についてまとめてみました。
この記事は、
・畳って新しくできるの?
・畳はどれくらいもつものなの?
・畳を新しくするときの注意点は?
と思う人に宛てています。
そのようなことって普段畳を使っていないとわからないですよね。
そこで、これから畳を使おうと思ったり、畳の部屋に住みたいと考えているなら、ぜひ私の体験を参考にしていただきたいと思います。
ここでは畳を新しくするときの方法や注意点などについて説明します。
これを読めば、これから気兼ねなく畳を使うことができますよ!
畳を変えようと思ったきっかけはカビだ!
畳は、年月がたつと自然と傷んだり、日焼けによって変色したりするものです。
私の部屋の畳は、10年以上使っているので、ところどころにキズや汚れがあります。
その汚れの中でも特に、加湿器の水漏れによる水垢とカビの汚れがあって、すごく目立つんですね。
先日、時間をかけてその汚れを取ろうと、ネットで水垢取りを調べて試行錯誤しました。
・雑巾と歯ブラシで磨く
・漂白剤を使う
・乾くのを待って再度チャレンジ
やったことは主に上記の3つです。やった結果は・・・
いくらか汚れは落ちた!でも畳がボロボロに・・・
この方法では、確かに畳の表面の水垢は取れるのですが、色が白っぽく抜けたような感じになってしまいました。
さらに、強くこすって磨いたため、畳をボロボロに傷めてしまいました。
これでは、汚れが落ちても意味がありません。
私自身の力ではこれ以上の対処は無理だと思ったのが、畳を変えようと思ったきっかけのひとつです。
畳替え(たたみがえ)とは3つの方法があった!
そうした時に畳を交換することが、「畳替え」です。畳を新しくするんですね。
でも畳替えといっても、畳を丸ごと取り換えなければならない、というわけではありません。
畳を交換する方法は、3つあります。
裏返し(うらがえし)
ゴザとよばれる畳表を裏返します。
表替え(おもてがえ)
畳表と縁(へり)を新しいものに交換します。
新調(しんちょう)
古い畳を丸ごと、新しい畳と交換します。
畳を交換するときには、以上のの3つの中から畳の状態によって、どれかを選ぶことになります。
畳を交換する流れとは?
では、畳屋さんに仕事を依頼する流れを見てみましょう。
部屋を確認する
まずは、畳屋さんと連絡を取って、畳のある部屋を見てもらいましょう。
畳屋さんは部屋に入るなり、畳を持ち上げて状態を見てくれます。
私の家の畳は10年以上使っていますが、新調ではなく表替えで対応してくれました。
このときに畳屋さんは、新しくする畳の種類やその値段について説明してくれます。
家具を動かす
タンスや本棚、机、テレビなど、すべてを動かさなければ畳を交換することはできません。
なので畳屋さんが来る前に、片付けしておくといいと思います。
畳を持って帰る
畳を取り外し終わると、畳屋さんはそれを持って帰ります。畳交換の作業は別の場所で行っているんですね。
畳を新しくする
数時間たつと、いよいよ新しい畳が入ります。畳を敷き詰めていくのはパズルのようでもありますね。
畳を敷いたあと、家具を元に戻して完了となります。
畳を交換するときの6つの注意点はコレだ!
半分になった畳は、一畳にもできる
よく間取りの関係で、大きさが半分の畳が使われることがあります。
昔、私の家には掘りごたつがあって、畳が半分に分かれていました。
でもいまでは掘りごたつを使わなくなったので、半分に分かれた畳は必要なくなっていたんですね。
まあ、半分でも不便ではないのですが、見た目に少し違和感がありました。
それでこの際、畳を新調してしまおうということで、大きさが1畳の畳を入れることにしました。
このように、畳の大きさは変えることができるんですね。
畳はどれくらい古いものか
畳は、まだ年月がたっていなければ裏返しも有効ですが、徐々に古くなっていき、表替えが必要になったり、最終的には新調が必要な場合もあります。
新調ですと、裏返しよりもお金はかかってしまうんですけどね。
なので、畳がどれくらい年月がたっているか確認しておくといいと思います。
畳がないと、部屋に入りづらい
畳を取り換えてもらうには、6~8時間はかかります。
つまりその間は部屋には畳がない状態となります。
部屋に入れないことはありませんが、床がむき出しの状態になっていて、解体中の工事現場のように見えてしまいます。
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なので、使いたいものがあるなら、畳屋さんが入る前にあらかじめ取り出しておくといいと思います。
パソコンなどは避難させておく
部屋の中の家具の移動は、基本的には無料で畳屋さんがやってくれると思いますが、それは畳屋さんに確認してください。
部屋の家具の中でも使う頻度の高いものや重要な電子機器など、例えばスマホやパソコンなどは作業前に避難させておきましょうね。
部屋のものの配置
畳を交換する作業が完了すると、やっと部屋でくつろげるようになります。
でも、部屋の中を見渡してみると、どこか違和感が・・・
本棚の本の並び、置物の位置、机の向きなどが、前と少し変わっているんです。
その理由は、家具の配置が少し変わったからだったのです。
家具は一度動かしているため、元に戻しても若干のズレは出てきてしまうんですね。
そのズレは自分で微調整しましょうね。
畳の匂いが気になる人も
畳を入れて間もないころは、まだ畳の匂いがします。
でもすぐに慣れて、気持ちのいい空間を味わえるはずです。
まとめ
畳屋さんに畳を持って行ってもらうと、しばらくその部屋では作業ができなくなります。
その部屋で何かやることがある人は注意してくださいね。
畳を新しくして、気持ちも新しくしていきましょう!
以上が、まとめとなります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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