あなたはうなぎが好きですか?
土用の丑の日といえばうなぎですよね。
この日が待ちきれないという人も多いのではないでしょうか。
最近は牛丼屋さんにもうなぎのメニューがありますよね。
それだけうなぎが人気があるということですね。
うなぎ屋さんに入ると、松、竹、梅のうなぎがありますよね。
一度でいいから松のうなぎを食べてみたいものです。
暑い日が続きますが、今年もうなぎを食べて、精力をつけて、厳しい夏を乗り切りましょう。
ここではうなぎの食べ方やうなぎに関する雑学などを書いています。
うなぎの今日の状況
うなぎは絶滅危惧種です
私たちが美味しくたべているうなぎですが、実は数が少なくなっています。
2014年にはニホンウナギは絶滅危惧種に指定されてしまいました。
これは、海流の変化によるものであったり、また環境汚染や乱獲が原因ともいわれています。
中国からの輸入が多いです
現在では日本での漁獲量が減ってしまったため、中国からの輸入が多くなっています。
天然のうなぎが減ってしまったことはとても残念なことですよね。
数十年前とは比べものにならないぐらい減ってしまいましたね。
まだ養殖という方法が残っています
国産のうなぎはもう食べられないのでしょうか。
いえ、まだ養殖という方法があるのです。
近年、うなぎの養殖が成功したとのニュースがありました。
これからは天然に代わって養殖の国産うなぎが増えてくると思います。
うなぎの雑学6選
うなぎの切り方
うなぎの食べ方は、関東と関西で大きく分かれます。
関東では背開きにすることが多く、関西では腹開きが多いです。
この理由は、関東では腹を切るのは武士の切腹にあたるとして背開きになり、関西では商人がおおかったため「腹を割って話す」という意味から腹開きになったといわれています。
この背開きと腹開きは味に違いはあるのでしょうか。
食べ比べたことがないのでわかりませんが、食感は多少異なるような感じがしますよね。
どうなんでしょうかね。
白焼きのほうが値段もカロリーも高い
白焼きは、タレや調味料を使わないで調理する方法のことです。
うなぎ本来の味を味わえる焼き方ですね。
私たちが普段食べているのは蒲焼のほうが多いと思います。
うなぎ屋さんのメニューにも蒲焼のほかに、白焼きもありますよね。
白焼きと蒲焼では白焼きのほうが値段が高いです。
これは、白焼きのほうがいいうなぎを使っているからだそうですよ。
そして、蒲焼よりも白焼きのほうがカロリーも高くなります。
これは、白焼きが1回しか焼きませんが、蒲焼はタレをつけてもう1回焼くため、その分の油が落ちるからカロリーが低くなるといわれています。
うなぎと肝の栄養とは
うなぎを食べると夏バテに効くといわれていますが、ほかにどんな効果があるのでしょうか。
まず、うなぎにはビタミンが含まれていて、美容やダイエットの効果があるといわれています。
また、DHAも含まれていて、脳のはたらきをよくしてくれますね。
それでは、うなぎの肝にはどんな栄養があるのでしょうか。
特徴的なものが鉄分です。
うなぎの肝にも鳥や豚のレバーに負けないくらいの鉄分が入っているんですよ。
貧血の人には大切な栄養素ですね。
それから、ビタミンAがあります。
ビタミンAはニンジンなどに多く含まれていて、視力をよくするはたらきがあります。
うなぎの調理法の格言
うなぎは「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」といわれるほど、調理が難しくて奥が深いものだといえます。
鰻(うなぎ)の字の意味とは
うなぎを漢字で書くと、魚へんに曼という字を書きますね。
この「曼」という字の意味は「日に四度たべても又食べたくなる」という意味で、この「日と四と又」を上からつなげた字になっているのです。
うなぎが大好きな人なら、1日に4回食べてもまだまだ飽きないよ、という意味なんですね。
うなぎと梅干しの食べ合わせについて
食材において食べ合わせがいいものや悪いものがあります。
てんぷらとスイカは食べ合わせが悪い
例えば、てんぷらとスイカ。これらは相性が悪いです。
これは、てんぷらは消化されにくい油でできていて、スイカはほとんどが水分であるからです。
胃に水分が入ると、てんぷらを消化しずらくなるのです。
うなぎと梅干しの食べ合わせは最高にいい!
では、うなぎと梅干しはどうでしょうか。
実はこの組み合わせは、とてもいい組み合わせだったんです!
梅干しの酸っぱい成分のクエン酸と、うなぎに含まれるビタミンは、どちらも夏バテや疲労回復に効果のあるものだったのです。
なので、うなぎを食べるときには一緒に梅干しを食べることをおススメします。
では、なぜうなぎと梅干しは食べ合わせが悪いと誤解されていたのでしょうか。
それは、うなぎと梅干の組み合わせが美味しすぎてやめられなくなるから、という理由だといわれています。
特別な日にはうなぎを食べたい
うなぎにはたくさんの栄養素があることがわかりました。
このうなぎを食べて夏の暑さに負けない体を作りたいですね。
天然のうなぎが減っていいることは気がかりですが、これからのうなぎの養殖技術の進歩に期待したいです。
以上が、まとめとなります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
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