障がい者がどんな生活をしているのか、気になりますよね。
私は足に障害があるのですが、私がどんな生活をしているのかをまとめてみました。
また、やってみたいことはいろいろあるので、それを書いてみました!
私がやりたいことは、もしあなたが健常者だったら平凡なことに感じるかもしれません。
でも今の私にはできないことです。
ですが、いつかできるようになることを願って、毎日リハビリしています。
これらは私の目標でもあるので、ぜひ読んでみてください!
この記事は、
・体に障がいを持っている人
・障がい者の生活が気になる人
・何かができなくて悩んでいる人
に宛てて書いていますので、あなたの参考になれば幸いです。
私の生活は不自由だらけ
私は体に障がいがあって、うまく歩くことができません。足が不自由なんですね。
完全に歩けないわけではないのですが、どこかぎこちない歩き方になってしまうのです。
なので生活の中でできないことがたくさんあります。
一日の大半は家にいる
私は十数年前の健康だったころは、一人暮らしをしていましたが、病気になってからは実家で両親と一緒に住んでいます。
両親はともに健在で、私の生活を経済的に支えてくれています。
私はいま仕事をしていなくて、障害年金をもらってます。
そして私の生活ですが、大抵は家にいます。家の中くらいだったら移動できるんですね。
一時期は病状がよくなくて、1日に20回くらいトイレに行っていた時期もありましたが、いまは緩解期で、トイレの回数も減っています。
トイレの回数が多くて外出できない
私は腸などの消化器が悪いので、食事の後には必ずトイレに行くんです。
1~2時間おきにトイレに行くことになるので、近所にも遊びに行けない状態なんです。
なので食べ物を改善したり、生活を見直したりして、なんとか腸の状態が良くなるように試行錯誤を繰り返しています。
車の運転ができない
また、私は車の運転ができません。
以前は免許を持っていたのですが、失効してしまいました。
なので、移動がすごく不便なんです。
でも最近は家のすごく近くにコンビニができたので、そこにだけは車を持たない私でも歩いていくことができるようになりました。
コンビニ様様ですね。
リハビリと1日10錠の薬は欠かせない
私はいま自宅で療養中ですが、入院していたときにリハビリの先生から毎日すべきことを教えてもらいました。
毎日、ウォーキングやストレッチなどをしないといけないんですね。
別にやらなくても誰かに見られているわけではありませんが、そのツケは自分にまわってくることになります。
このほかに薬もサボれません。
エレンタールという栄養剤や、ペンタサ、プレドニゾロンなどを飲まないとすぐにまた入院になってしまうことは、私が身をもってわかっています。
その薬の数を数えてみたら、10錠以上ありました。栄養剤は1日4本ですよ。1.2ℓですからね。
最初のうちはかなりキツかったですよ。もう慣れましたけどね。
私のしたいことをまとめてみました
下にやりたいことを6個書きました。
それらがどのくらい難しいことなのか、今の私が判断して、難易度を★5段階で表してみました。
どのへんが難しいのかできるだけ詳しく説明するようにしますね。
子供の運動会に参加して全力で走りたい
難易度:★★★★★
私は小学校のころは健康だったので、普通に運動会に参加できて、全力で走ることもできたんです。
リレーのメンバーにも選ばれたりして、走ることには結構自信があったんですよ。
今では、走るときに重要な太ももを上げるという動作がうまくできないため、どうしてもすり足になってしまうのです。
なので、今の状態でスピードを出すとバランスを崩して倒れて、ケガする可能性大ですね。
でも今後のリハビリ次第ではできる可能性はあると思います。
いまは歩く練習をしていますが、あきらめずに続けたいと思います。
水泳がしたい
難易度:★★★★★
水の中に入って泳げたらとても気持ちいいですよね。水泳は足腰の負担が軽くなるので、リハビリにもなるといわれていますが、水の中でうまく歩けないと危険ですよね。
その意味で星を5個にしました。
水中ウォーキングをするにしても、少なくても肩までは水に浸かる必要があると思います。
その状態だとたぶん立つのがやっとだと思うんですね。
でも立つだけでは水泳とはいえませんよね。
水の中で動くには、体幹を鍛えることが必要だと思うんです。体のバランスですね。
その練習はまだまだ先になりそうです。
ラーメン屋の行列に並びたい
難易度:★★★★
これはラーメン好きな人に限らず、お腹がすけば誰でもすることですよね。
美味しいラーメン屋に行列はつきものです。
ラーメン屋以外でも、美味しいお店には必ず行列があるものです。
その行列に並ぶ時間は、1時間なんてのはザラですよね。
よくテレビでグルメリポーターが行列に並んで時間を測るものがありますが、私には考えられないほど長く待っています。
そのような番組を観ると、いつも私は「違う店で食べたほうがマシ」と思ってしまいます。
なので私は、本当に美味しい店の味を味わったことがないのかもしれません。
「2時間待ったかいがあった!」
このセリフをいつか言いたいですね。
本屋で大好きなマンガを立ち読みしたい
難易度:★★★
マンガの立ち読みはできないことではありません。ただ、ものすごく時間は短いです。
よく古本屋さんに行くと、マンガが1巻から20巻、30巻と置いてありますよね。
できれば、そこで全巻読みたいのですが、店員さんではなく私の足がそれを許してくれません。
20ページぐらい読むと、足がプルプルして来るんです。太もも当たりの筋肉ですね。
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そこの筋力が極端に弱いんです。もっと筋トレが必要なんでしょう。
うれしいのはイスが置いてある本屋さんですね。
私が知っているところは隣町の1軒だけですけど、そこはもう天国ですよね。
マンガはカバーがしてあって読めないのですが、ビジネス書などは読み放題です。
こういう店だと、私のような人でも本をよく吟味して選ぶことができるので、有難いですよね。
立ち食いそばが食べたい
難易度:★★★★
昔大学に通っていたころ、駅でそばを美味しそうに食べてるところを見かけたことがありました。
今思えば、そのとき食べておけばよかった!と思いますね。
そばを食べるには、少なくても10分はかかると思うんです。
10分間立ち続けると、足が棒のようになってふらついてしまいます。
私の場合、10分くらいなら、ずっとその場で立ち続けるより、歩いていたほうが楽なんですよ。
歩いているほうがリラックスできるというか、立ち続けると、足に妙な力が入ってしまうんです。
立ち続ける練習がまだまだ必要ですね。
電車に乗りたい
難易度:★★★★★
学生時代は30分くらい平気で立っていられたのに、それができなくなってしまったのは悔しいです。
それに電車に乗るには駅に入らなければならないですよね。
駅の階段がまた、難しいんです。
時間をかければできないことはないと思うのですが、階段の手すりは絶対必要ですし、駅のホームのイスも電車の中のイスも必要です。
駅はみんなが使うところで、なかには急いでいる方もおられます。そのような方との接触も怖いですね。
電車に乗れれば行動の範囲が広がるので、いつかはまた乗ってみたいです。
できるようになるために、地味なリハビリを頑張る
目標を持てば、地味なリハビリも続けることができます。
私はかつて車いすだったのです。病気で倒れてから、しばらくは歩けませんでした。
それでもリハビリを続けることで、車いすから歩行器へ、そして歩行器なしでもなんとか歩けるようになっていきました。
ただわかってほしいのは、
歩けるからといって、走れるわけではない
ということです。
私は登山家のようなもの
いま私が歩いている状態というのは、登山をしているようなものなのです。
登山をしているときは、普通は走りませんよね。
体に負担がかかるし、石につまづくかもしれない。とても危ないですよね。
登山で走れる人というのは、それを専門にしているプロか体力のあるアスリートくらいです。
つまり私は、余裕で登山ができるくらいにならないと、走ることは難しいのです。
できないことは不幸か
では、できないことは不幸か、と思いますよね。
でもそれは違うと私は思います。
例えば、あなたはエベレストに登れないことを不幸だと思いますか。
フルマラソンで4時間がきれないことは不幸ですか、ということです。
まとめ
長々と書いてしまいましたが、言い訳がましくなってすみませんでした。
でもこれは私と同じような境遇の方があきらめずにリハビリを続けてくことを願う意味で書きました。
リハビリを続けていけば、いつかは社会に出て働くことができるかもしれないので、諦めずに続けたいと思います。
■私の体験や考えなど関連記事を以下の記事でも紹介しています。