雪を丸めて相手に投げつける!
と思ったら、ベシャッと自分の顔に雪が。
悔しくてまた投げ返す・・・
雪が降ったらこんな遊びをしませんでしたか?
そう、これは雪合戦ですね。
雪合戦は、友達と雪を投げ合うだけで楽しい、雪の日限定のとってもレアな遊びでした。
雪で遊べるくらい積雪があるのは、関東の平地では珍しいことなので、雪を投げ合うような楽しい思い出は、大人になっても忘れないことですよね。
いままでの雪合戦は、ただひたすら投げ合うだけで楽しかったと思います。
でも、その雪合戦にもきちんとしたルールがあったんです。
「ルールなんて、雪を当てればいいだけだろ」
と思うかもしれませんね。
ところが調べてみるとこれが案外、奥が深いゲームなんです!
なのでここでは、雪合戦のルールについてご説明したいと思います。
この記事は、
・雪合戦が大好きな人
・子どもと雪合戦を教えたい人
・雪合戦のルールに興味がある人
これを読めば、子どもと一緒に雪合戦で遊ぶときや、雪合戦のちゃんとしたルールを子どもに教えるときに、参考になると思いますよ!
わかりやすい!雪合戦のルールを簡単に説明します
雪合戦の正式なルールというと固く聞こえますが、子どもでもわかるように説明しますね。
雪合戦のコートに欠かせないものとは!
雪合戦は、2チームに分かれて決められた時間内に雪玉を相手に当てて、そのポイントで競います。
雪合戦をおこなうコートは、40m×10mと決められていて、コート内には自陣と相手の陣それぞれにシェルターとフラッグが設置してあります。
シェルターとは、相手の攻撃から身を守るための玉よけです。
シェルターは相手の攻撃をかわしながら攻撃をおこなう場になります。
また、フラッグとは、自陣と相手の陣に1本ずつあり、相手の陣のフラッグを取れば勝利となります。
逆に自陣のフラッグを取られると負けになります。
雪合戦は7人で戦います!
雪合戦をするチームの人数は7人で、フォワード4人とバックス3人に分かれます。
フォワードは、敵の陣地に攻め込み、雪玉を敵にあてるか、フラッグを奪うのが役目です。
バックスは、自陣で味方に雪玉を補給するのが役目です。
当てられた選手は失格となり、コートの外に出ます。
ちなみに、雪合戦で使う雪玉は、毎回90個使えます。
これで勝ちが決まる!雪合戦の勝利の条件とは!?
では、雪合戦の勝利の条件とはなんでしょうか。
相手のフラッグを奪う
先ほども書いた通り、相手の陣地に攻め込んで、雪玉に当たらずにフラッグを奪えたら勝利となり、10ポイントもらえます。
相手チーム全員に雪玉を当てる
相手チームを全員アウトにすることでも勝利となり、10ポイントもらえます。
ポイントの多いほうが勝つ
雪玉を当てたら1人1ポイントです。
雪合戦の競技時間は3分間で、それを過ぎたら終了となります。
この場合獲得したポイントが多いチームの勝ちとなります。
3回やって先に2回勝ったほうが勝利となる
1回負けたくらいであきらめてはいけません!
雪合戦は、3回勝負なのです。
最初に負けても、2回目3回目と勝てれば、逆転勝利です。
雪合戦は世界でもおこなわれているスポーツだ!
雪合戦は日本だけでおこなわれている競技ではないんです。
実は、フィンランドやノルウェー、ロシア、オランダ、オーストラリアやアメリカなどでも行われています。
雪合戦は、「Yukigassen」という名で、日本発祥のスポーツとして世界に広がっています。
ちなみに、雪合戦の発祥の地は、新潟県魚沼市といわれています。
魚沼市は豪雪地帯でむかし激しい争いがあったときに、雪を投げ合って戦ったことがあったそうです。
雪合戦は、雪を投げ合うというシンプルなゲームなので、どんな国の人でも楽しみやすいスポーツだといえますよね。
また、これは気が早いことかもしれませんが、将来はオリンピック競技になる可能性もゼロではないと思います。
ルールがあるということは、世界の人たちとも公平に戦うことができるということですからね。
雪合戦が世界中に広まって人気が出てくれば、雪合戦はスポーツのひとつとして、オリンピック競技になる日が来るかもしれませんね!
まとめ
雪合戦のルールではフラッグを使うことがわかりました。
フラッグがあると、どうしても前に来なければならないので、白熱した戦いになります。
また、選手をフォワードとバックスに分けるのもルールのひとつでした。
これによって、投げるのが得意でない人でも、味方の後方支援にまわることができます。
なので、雪に慣れていない人や力のない女性でも雪合戦に参加することができるのではないかと思います。
また、雪合戦は日本だけでなく、世界で行われているスポーツだということもわかりましたね。
子どもたちと遊ぶときは、フラッグを1本用意するだけでも、一段と楽しい雪合戦になると思いますよ!
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